▼第2試合 ミドル級(84kg)5分3R
×阿部大治(フリー)=83.80kg
[1R 4分34秒 ヒールフック]
〇イゴール・タナベ(セラヴィー)=83.65kg
DEEPとPANCRASEでウェルター級のベルトを巻いた阿部は、MMA12勝6敗。UFC、ONEにも参戦経験を持ち、RIZIN同級ではストラッサー起一、マルコス・ヨシオ・ソウザ、田村ヒビキ相手に3連勝。2023年2月のDEEPで鈴木槙吾に一本負けで再戴冠を逃している。
イゴールは、競技柔術で“日本最強の黒帯”。2021年9月4日のJBJJF全日本ノーギ選手権でスーパーヘビー級、無差別の全試合を腕十字で勝利しダブルゴールドを獲得。MMAではこれまでミドル級からライトヘビー級で戦い、2021年10月のHEAT48でMMAデビューし、清水洸志を1R 三角絞めで極めて勝利。2022年12月の『巌流島』ではメルヴィン・マヌーフをヒールフックに極めて、MMA2勝目を挙げている。練習経験もある阿部とミドル級で戦う。
1R、ともにオーソドックス構えから。スイッチを見せる阿部の踏み込んでのワンツーの右ストレートに尻もちを着いたイゴールだが、すぐに立ち上がり。阿部も深追いはせず。左ハイを見せるイゴール。
ワンツーの右の阿部をかわしてダブルレッグテイクダウン! しかし阿部は立ち上がりにサードロープの上から上半身を出してしまう。中に入っての再開から突き放す阿部。
ワンツーの右の阿部! イゴールは前足にシングルレッグ。頭を押して切る阿部。スタンド、右ローのイゴールに右を当てる阿部。左ハイはイゴールがかわす。
左ジャブを見せたイゴールは、右を振って組んで阿部の右足に草刈狙いから外がけ、阿部がその外掛けを外さず内側に右足を移したところで右脇にかかとを挟み、サドルの形で内ヒールフック! 阿部からタップを奪った。
試合後、イゴールは、「初めてでほんとうにキツい、ほんとうに楽しかったです。無茶苦茶楽しかったです。いろんな人が支えてくれましたが、一番、支えてくれたのは僕の奥さんで、この勝利も、ここにいるのも全部、奥さんのおかげです。たぶん、10月試合、全然、出来るんで試合を組んでください」と日本語で語り、その後に、ポルトガル語で、最後に英語で周囲に感謝の言葉を語った。
Early knockdown for Abe!#SuperRIZIN2 |📡PPV link in bio pic.twitter.com/gKC6EnerRV
— RIZIN FF English (@rizin_English) July 30, 2023
TANABE GETS THE TAP! #SuperRIZIN2 |📡PPV link in bio pic.twitter.com/S9zyV6faAd
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