▼第1試合 ウェルター級 5分3R
〇アンドレイ・コレシュコフ(ロシア)7位 27勝4敗
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×ロレンツ・ラーキン(米国)8位 25勝8敗2NC
ウェルター級トップ10ランカー対決。
2019年の『Bellator JAPAN』で、中村K太郎に判定勝利しているラーキンは再来日。元同階級王者のコレシュコフとの2019年10月以来の再戦に臨む。3年前に初対戦した時は互いにダウンを奪い合う一進一退の攻防の末、スプリット判定でラーキンが勝利を収めている。
コレシュコフは、ラーキンにスプリット判定で敗れた後、アドリアーノ・ロドリゲスに腕十字で一本勝ち、サバ・ホマシに判定勝ち、チャンス・レンカウンターに1R、右後ろ廻し蹴りでTKO勝ち、2022年6月の前戦では「Shlemenko Fighting Championship 4」でレオナルド・シウバに2R TKO勝ちで4連勝を飾っている。
対するラーキンは、K太郎戦でBellator4連勝をマーク後も、ハファエル・カルバーリョにスプリット判定勝ち、カイル・スチュワートに2R、グラウンドヒジでTKO勝ち、2023年2月の前戦ムハメド・ベルハモフ戦では1Rに右ヒジで失神KO勝ち。当時15勝1敗のベルカモフに9年半ぶりの黒星をつけて7連勝をマークしている。
1R、ともにオーソドックス構え。右を振って前に出るラーキンに、コレシュコフは前手の左フックを狙う。右ロー、右後ろ廻し蹴りを見せるコレシュコフ。右ローをヒット。左ボディ、右ハイをガード上に当てる。右アッパー、左フックで前に出るラーキンをさばくコレシュコフ。
右カーフを当てるコレシュコフに詰めるラーキンは左ミルハイ。さらに右フックも、かわしたコレシュコフがダブルレッグテイクダウン!
両足で束ねて腰を抱くコレシュコフに上体は金網に立てて座るラーキン。右足を抜くが、再び足で両足を束ねるコレシュコフ。残り10秒で放し際に左右を狙うが、さばくラーキンが前に。
2R、右ロー、左ジャブから右フックのダブルで前に出るラーキンは右ヒジも。ガードし金網背にさばくコレシュコフは右後ろ蹴りを腹に突く。
右バックヒジを突くコレシュコフ。ラーキンは右ロー。コレシュコフも右ローを当ててダブルレッグに。差し上げたラーキンに左で差して金網に押し込むコレシュコフ。
ラーキンは肩パンチ。右で差しに変えたコレシュコフはシングルレッグも金網背に耐えるラーキン。コレシュコフはバックヒジで離れる。前に詰めるラーキンは左フック。さらに右ヒジ! 下がるコレシュコフに詰めるラーキンは金網まで前進も左で差し返したコレシュコフが体を入れ替える。
押し込まれるラーキンは金網背に右で小手巻き。離れ際に右ヒジを突く。
3R、左ジャブ&右ローで詰めるラーキン。左回りでさばくコレシュコフは右ロー。左フックをヒット。さらに右ロー。大きく踏み込んでのダブルレッグでテイクダウン! ここも金網背に上体を立てるラーキンは腰をつかむコレシュコフの頭にヒジ。腰を抱くコレシュコフの頭を押し込み、スイッチ狙いから立ち上がり!
左ミドルハイのラーキンは、ボディから左、右ヒジで前に。さらにコレシュコフの頭を下げた入りに左ヒザ! しかしもらいながらもコレシュコフはダブルレッグテイクダウン。みたび金網背に上体を立てるラーキンは背中を譲って立ち上がり。肩を入れて正対して金網背にするラーキンにコレシュコフは足を手繰って押し込みゴング。
判定は2-1(29-28×2, 28-29)でテイクダウンを仕掛けたコレシュコフが勝利。ラーキンもスムーズな打撃と巧みなテイクダウンディフェンスを見せたが、コレシュコフが粘り強い戦いで4年前のリヴェンジを果たした。
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— Bellator MMA (@BellatorMMA) July 30, 2023