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【UFC】キャノニアがヴェットーリに判定勝ち、ツァルキヤンTKO勝ちでマカチェフとの再戦をアピール、進化のペトロシアン、サバティーニがアウメイダに圧勝、注目のフライ級コスタが鮮烈勝利、カン・ギョンホがキニョネスに一本勝ちで2連勝!

2023/06/18 10:06

▼フェザー級 5分3R
〇パット・サバティーニ(米国)18勝4敗(UFC5勝1敗)145lbs/65.77kg
[2R 1分48秒 肩固め]

×ルーカス・アウメイダ(ブラジル)14勝2敗(UFC1勝1敗)145.5lbs/66.00kg

 元Cage Fury FCフェザー級王者、柔術黒帯のサバティーニは、2021年4月のUFCデビューから2戦目にヒールフックでジャマル・エマーズに一本勝ちするなど4連勝。2022年9月の前戦で、デイモン・ジャクソンに1R KO負けで連勝が止まった。

 元Jungle Fight王者のアウメイダは、Contender Series 2021でダニエル・ゼルフーバーに判定負け。2022年6月のUFCデビュー戦ではフェザー級で戦い、マイク・トリザーノと倒し倒されの激闘の末、3R TKO勝ち。6月10日にハキーム・ダオドゥが欠場するなど、3つの試合キャンセルを経て、同じ32歳のサバティーニと対戦する。

 1R、右を振って右で差して金網に押し込むサバティーニ。ボディロックから左足をかけて後方にテイクダウン。両足をヒザ上に乗せてコントロールして背中を着かせると、右で差してハーフからパウンド。左ヒジも突いて削る。

 立とうとするアウメイダを寝かせるサバティーニ、足を抜いてニアマウント、パウンド。アウメイダの左手を後ろ手に掴んでのパウンド。さらにマウントからパウンド、ヒジ連打! 腕十字も狙いながら圧倒する。

 2Rもシングルレッグから右で差して押し込むサバティーニ。アウメイダは左で差し返すが、左差しに変えたサバティーニは1R同様に左足をかけて崩し際に今度は脇を潜りスタンドバックからアウメイダの正対際を潰してテイクダウン。ニーオンから肩固め、左サイドに抜けて中腰で上から絞めてタップを奪った。

 2022年12月にはグラップリング大会「Fury Pro Grappling 6」でアレックス・カサレスにもリアネイキドチョークで一本勝ちしているサバティーニは、「危険な相手だと思っていたが、納得できる試合ができて嬉しい。家族や練習仲間のおかげだ」と語った。

 さらに、どんなマインドセットで再起戦に臨んだかを問われ、「選択肢は2つだ。1、自分をベストな状況に置くこと。2、置かれた状況の中で、自分のベストを引き出すこと。自分は、2を選択する」と語った。

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