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【UFC】ヌネスが完勝防衛で引退を表明。ライト級オリヴェイラがダリウシュを1R TKO「誰が王者だ!?」、地元マロットが一本勝ちでカナダ人選手が全勝=『UFC289』

2023/06/11 09:06

▼女子フライ級 5分3R
〇ジャスミン・ジャスタビシアス(カナダ)9勝2敗(UFC3勝1敗)
[判定3-0] ※29-28×3
×ミランダ・マーベリック(米国)11勝5敗(UFC4勝3敗)

 1R、サウスポー構えのマーベリックに、オーソのジャスタビシアス。右ロー、左ミドルのマーベリック。組むジャスタビシアスは右で差すが、離れ際にマーベリックはヒジを狙う。

 右ハイ後にダブルレッグに入るマーベリックを切り、払い腰テイクダウンはジャスタビシアス。下のマーベリックは腰を切り腕十字狙いも後方はケージで腕を伸ばせない。頭抜き後転でうつ伏せでの十字を狙うが、ジャスタビシアスはその顔にニーオンで後転させず、腕を徐々にズラしてホーン。

 2R、左ストレートを伸ばすマーベリックに、ジャスタビシアスはワンツーの右で応戦。近づけば長身を活かした首相撲ヒザ、さらに右で金網まで押し込むと離れ際の右ハイは空振り。

 マーベリックのシングルレッグを切ったジャスタビシアスが上に。ハーフから頭をアゴ下につけて腕を上に回してパウンド&マウント。後ろを向いたマーベリックに4の字ロックでリアネイキドチョーク狙い。背後から口を塞いでパウンドとドミネートし、地元の観衆から大歓声を受ける。

 3R、いきなり左で飛び込むマーベリック。ワンツーの右はジャスタビシアス。さらに左につなぐとマーベリックは後退。リーチも活かして右ジャブでマーベリックのアゴを上げさせるジャスタビシアス。ワンツーをヒットさせ、左右で怒涛の連打で前進。ここは下がりながらも被弾は避けたマーベリックは左ミドル、右フックで応戦。左右で詰めて右ヒジはジャスタビシアス。マーベリックも左ヒジを返すが、すぐに右を打ち返すジャスタビシアス。

 マーベリックのダブルレッグをスイッチ気味に切り返したジャスタビシアスがバックに。立つマーベリックのスタンドバックからヒザ狙い。腹にヒザを効かされたマーベリックは一瞬動きが止まる。離れてマーベリックが右を突いてホーン。

 判定は3-0(29-28×3)でジャスタビシアスが勝利。「カナダで3年ぶりのUFCの開催が嬉しいし、地元でその一員になれたことが嬉しい。次? 誰とでも」と語った。

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