▼フェザー級 5分3R
〇ダン・イゲ(米国)17勝6敗(UFC9勝5敗)
[判定3-0] ※29-28×2, 30-27
×ネイト・ランドワー(米国)17勝5敗(UFC4勝3敗)
フェザー級13位のイゲと、UFC3連勝中のランドワーが対戦。
イゲは、ゲヴィン・タッカーに1R KO勝ち後、ジョン・チャンソン、ジョシュ・エメット、モブサル・エヴロエフを相手にいずれも判定負けで3連敗。2023年1月の前戦はデイモン・ジャクソンに2R 左フックでKO勝ち。2年ぶりの白星を掴んだ。
ランドワーはUFC4勝2敗。UFC3連勝中。ロシアのM-1時代に、RIZIN参戦中のビクター・コレスニックに2度勝利している。2023年3月の前戦ではアースティン・リンゴに2R リアネイキドチョークで一本勝ちしている。
1R、ともにオーソドックス構え。イゲはワンツーで飛び込み。高いガードのランドワーに、イゲは左ボディから右フック。左ジャブにはランドワーが右をかぶせる。
イゲのフックをかわしていったんダブルレッグの動きも深追いしないランドワー。イゲの動きを見て前足にシングルレッグ、離れ際に右を振る。イゲは左ジャブ、右フックの飛び込み。ランドワーは右ハイをブロック上に突く。
右前蹴りは空振りのランドワー。終了間際、イゲはスイッチしての飛び込みから左フックを当ててフラッシュダウンを奪う。
2R、ワンツーの右で前に出るランドワー。右カーフのイゲの左足を取りシングルレッグも離す。圧力をかけ直し、首相撲ヒザを狙うランドワー。イゲは左フックの飛び込み。左ボディから左顔面フックと上下に巧みに打ち分けて当てる。
ワンツーで詰めるランドワーに左右で押し戻して右カーフのイゲ。さらにサウスポー構えからオーソに戻して右を当てる。さらに左ボディの飛び込み。離れ際に左を当てるランドワーだが、続く左にイゲはカウンターの左フック! 1Rに続き終盤にダウンを奪う。パウンドはランドワーが足を効かせて凌ぐ。
3R、近づくランドワーに、離れて右で飛び込むイゲは右ボディも。ランドワーの右ローに左のダブルで飛び込む。右ミドルハイをガードに当てるランドワー。イゲの打ち返しはにランドワーは左をヒット。さらに跳びヒザで前に。クリンチから右ヒジを突く。後ろ蹴りを見せたランドワーは首相撲に。ダブルレッグのイゲをがぶるとアナコンダチョークへ。頭を抜くイゲにランドワーは左右で詰めるがホーン。
判定は3-0(29-28×2、30-27)でイゲが勝利。2連勝とした。