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【UFC】ヌネスが完勝防衛で引退を表明。ライト級オリヴェイラがダリウシュを1R TKO「誰が王者だ!?」、地元マロットが一本勝ちでカナダ人選手が全勝=『UFC289』

2023/06/11 09:06

▼ミドル級 5分3R
マルク・アンドレ・バリオー(カナダ)15勝6敗(UFC4勝5敗)
エリク・アンダース(米国)15勝7敗(UFC7勝7敗)

 1R、サウスポー構えのアンダースが中央を取る。オーソのバリオーは左ジャブから右ミドル、さらに同側の右ストレートでダウンを奪うと立ち上がるアンダース。

 押し込み右ヒジのバリオー。アンダースは押し返すとクリンチボクシングで金網に押し込み左アッパー連打。突き放すバリオーだが、なおも組むアンダースはダーティボクシング。バリオーは右を返すが、アンダースは詰めて右ストレート、右ヒジ。金網背にするバリオーはヒザ蹴りも、ダブルレッグで押し込むアンダースは右で差して投げ。左小手巻きで凌ぐバリオー。

 2R、バリオーの右ヒザがアンダースの股間に入り中断。再開。詰めるのはアンダース。左ジャブ、右ミドルのバリオーに、アンダースはカウンターの左ストレート狙い。ワンツーから組んで左で差し。一転、シングルレッグで右足を引き出してテイクダウン。金網まで動くバリオーはウィザードで立ち上がり。高い右ヒザを突くが、足先が股間に入り、再び中断。再開。左ストレートで前に出るアンダース。バリオーは右ミドルで応戦。さらに右ミドル。

 3R、アンダースの左ストレートに金網に詰まりバリオーの組みを受けるバリオー。突き放して右アッパーを当てると右ミドルも、アンダースはワンツーの左ストレート。しかしバリオーはハイキックをヒット! 一瞬身体が泳いだアンダースも左ハイ、手数を戻してホーン。

 判定は3-0(30-27×3)のフルマークで地元のバリオーが勝利した。3月のジュリアン・マルケス戦のTKO勝ちに続く2連勝。

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