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レポート

【NEXUS】渡部修斗が一本勝ちで8月後楽園大会で小倉卓也のPFCバンタム級王座に挑戦アピール、54歳・大石真丈は56秒TKO負け。初参戦の荻窪祐輔が完勝、ストロー級・木内が一本勝ち、元K-1小久保裕気が1R TKO負け

2023/06/06 22:06

▼第10試合 トリプルメインイベント2 バンタム級 5分2R(延長1R)
○吹田 琢(スカーフィスト)
[1R 0分56秒 TKO] ※右ストレート→パウンド
×大石真丈(フリー)

 54歳の大石は、元修斗世界バンタム級(60kg)王者。2022年11月の後楽園大会で小倉卓也に1R 腕十字で一本負けしている。

 スカーフィストの吹田は「Nexus SPROUT North vol.1」プロ昇格トーナメント優勝の29歳。プロデビュー戦となる。

 1R、ともにオーソドックス構え。最初の吹田の右ストレートを被弾した大石は後退。さらに右ストレートのダブルを受けて腰が落ちた大石は、ダブルレッグに入るが、スプロールしてパウンドを入れる吹田は離れる。

 スタンドで前に出る大石はジャブを伸ばし右ロー。吹田が左ジャブを伸ばすと、スタンドを避けてシングルレッグへ。

 スプロールして切って、すぐにヒザ立ちの大石に右アッパーを効かせた吹田は、さらに大石の立ち際にワンツーをまとめて崩れたところに鉄槌1発。すぐにレフェリーが間に入った。

 ファーストコンタクトから打撃をもらった大石にとっては耐性も含め、厳しい内容の3連続フィニッシュ負けとなった。

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