キックボクシング
レポート

【NJKF】ヨッドが波賀宙也からダウン奪いS1世界王者に、ペッチは山浦俊一に鮮烈TKO勝ち、龍旺がガンに初黒星、愁斗・谷津晴之・嵐と新鋭が大活躍

2023/06/04 20:06

▼第4試合 NJKFフライ級 3分3R
〇谷津晴之 (新興ムエタイジム/NJKFフライ級1位)
判定3-0 ※30-26×3
×西田光汰 (西田キックボクシングジム/NJKFフライ級7位)


 谷津は2020年2月デビューの19歳。2021年12月に王者・優心に挑むもプロ初黒星。22年は4月にNKB、8月にKNOCK OUTに乗り込むもいずれもKO負け。今年に入ってタイ修行を行い、3月に2連戦して2試合ともKO勝ちを収めての凱旋出場。戦績は7勝(3KO)4敗3分。西田は2021年12月デビューで、4戦4勝負けなしの21歳。

 1R、スピーディーな谷津は3連打を繰り出し、左フックと右ハイにキレがある。西田も右オーバーハンドで反撃するが、谷津のスピードについていけない様子。左フックからの右ストレートをヒットさせた谷津がコーナーへ詰め、連打を見舞ってスタンディングダウンを奪った。



 2R、谷津はジャブ、前蹴りで距離をとり、左右のミドルやハイキック。右ボディからの左フックのコンビを多用し、左フックをヒットさせる。西田はこのコンビを読んだか、最後の左フックに左フックを合わせ始めるが、谷津は蹴り主体にチェンジ。



 3R、逆転を狙って打ち合いに行く西田。谷津はジャブと前蹴り。パンチの回転では谷津が上回るが、西田もしっかりと一発を当てていく。最後は両者足を止めての打ち合いとなるが、ここは回転力とスピードで優る谷津がコーナーを背負わせる展開となり、判定3-0で谷津が完勝した。


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