キックボクシング
レポート

【NJKF】ヨッドが波賀宙也からダウン奪いS1世界王者に、ペッチは山浦俊一に鮮烈TKO勝ち、龍旺がガンに初黒星、愁斗・谷津晴之・嵐と新鋭が大活躍

2023/06/04 20:06

▼第5試合 55kg契約 3分3R
〇嵐 (KING gym/NJKFバンタム級3位)
判定3-0 ※30-27×3、30-26
×KAZUNORI (T-KIX/DEEP☆KICK-53kg級3位)


 嵐は世界王者を目指して4歳でキングジムに入門、2021年にプロデビューした18歳。戦績は7勝(3KO)1敗1分。対するKAZUNORIは打ち合いを辞さない好戦的なファイターで戦績は14勝(4KO)23敗。

 1R、自信満々の表情の嵐は左ミドル&ミドルハイと前蹴りを連発し、左右フックを振っていく。KAZUNORIがコーナーを背負って左右フックを打つと、嵐は首相撲でコカして“来いよ”と挑発。強烈な左ボディをヒットさせると、下がったKAZUNORIへ前蹴りを突き刺してダウンを奪った。嵐はパンチで仕留めにかかったが、これはKAZUNORIが凌いだ。



 2R、サウスポーに構える嵐は待ちの体勢となり、左ハイと左インローを蹴る。思い切り振り抜くフックも見せる。KAZUNORIは右ローに活路を見出す。




 3R、パンチの距離に持ち込みたいKAZUNORIは前に出るが、嵐の前蹴りでリセットされる。嵐は逃げ切り態勢に入ったか、前蹴りとジャブをサークリングしながら放ち、近付けさせない。強烈な左ボディも打つ。最後は打ち合いに応じ、KAZUNORIのパンチをノーガードでかわしながら右を打ち込み、判定勝ちした。


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