▼第6試合 日泰国際戦 スーパーフェザー級 3分3R
〇ガン・エスジム (タイ/エスジム/元ラジャダムナン認定フェザー級7位)
判定3-0 ※29-28、30-28×2
×龍旺 (Bombo Freely/NJKFスーパーフェザー級5位)
ガンは2022年8月にジャパンキック認定ライト級1位・睦雅と対戦し、打たれても蹴られても前へ出るスタイルで左右フック&ロー、しつこく組みに行ってのヒジ&ヒザで判定勝ちしている。9月には馬渡亮太と対戦して3RにTKO負けを喫したが、この試合はジャパンキックボクシング協会の年間表彰式で年間最高試合賞を獲得している。
龍旺は中学生でキックボクシングを始めてアマチュアで経験を積み、2021年6月にプロデビュー。2022年9月大会では木下竜輔(伊原道場本部)に判定勝ち。アグレッシブなファイトスタイルとキレのある蹴りを武器にするサウスポー。史門は2021年5月にプロデビュー。同じく昨年9月大会では匠に判定勝ち。2月大会では史門と全勝対決を行ったがドローとなった。
1R、サウスポーの龍旺は左ロー狙いか。左ミドルも蹴るがこれはガンがしっかりカットしていく。ガンは強い右ミドル主体。龍旺がヒジを繰り出すと負けじとヒジを返す。
2Rになると龍旺はパンチ主体のスタイルに。左ヒジも狙っていく。ガンは強い右ミドルで龍旺の左腕を蹴り、首相撲に持ち込むと力量の差は明らかでガンが優勢。組まれないように下がる龍旺にガンは圧を強めていく。左フックも強打するガン。
3Rが始まってすぐ、首相撲に持ち込んだガンは右ヒジでカットを奪う。龍旺は左目上をカットしてドクターチェック。圧を強めるガンは徹底して組みに行き、ヒジとヒザを見舞う。龍旺は為す術無しの状態になり、最後はガンが龍旺をコーナーへ詰めて左右フック&ヒジのラッシュでダメ押し。