2023年5月28日(日)東京・ニューピアホールにて『宗明建設 Presents DEEP TOKYO IMPACT 2023 4th ROUND』が開催されている。
▼メインイベント 第9試合DEEP 56kg以下 5分3R
〇越智晴雄(パラエストラ愛媛)55.90kg
[3R 2分42秒 ギロチンチョーク]
×キム・ウジェ(TEAM POMA)55.80kg
56kg(フライ級)契約試合。元ストロー級王者の越智は、フライ級GPでの本田良介戦でのスプリット判定負けから、2022年12月の前戦で中村真人を1R ギロチンチョークに極めて再起を飾った。
対するキム・ウジェはMMA6勝6敗。GRACHAN30で中村謙作に判定負け後、Arzalet Fighting 3でリカルド・ディアスに一本負けで連敗も、ROAD FCで2連勝中。ZST、BLACKCOMBATでも活躍のジョン・ウォン二に判定勝ち後、2021年7月の前戦で約3年ぶりに復帰し、ソ・ドンソに2R TKO勝ち。
キム「明日戦うだけ。頑張ります」
越智「メインなので、しっかりKOか一本で勝ちます」
1R、ともにオーソドックス構え。上から左右ボディ打ちの越智。両脇差して押し込むも体を入れ替えるキムに、左をかわしてダブルレッグからすぐさまバックに回る越智がリアネイキドチョーク狙い。キムの正対際にギロチンを合わせるも、キムが首抜き上でゴング。
2R、ジャブローのキムに前手の左フックをヒットさせる越智。キムはワンツーから右の蹴りにつなぎ、前に出るも、組んで小外がけテイクダウンは越智! ハーフで削り、体を離してサッカーキックを狙う。キムの立ち上がりには横三角を合わせるもゴング。
3R、前手の左フックを当てて、キムの入りに右ストレートも当てる越智がダブルレッグからキムの起き上がり合わせてギロチンチョーク! 最後はひっくり返してマウントでl極めてキムを失神させた。
息子を抱いて勝ち名乗りを受けた越智は、「キム選手タフでしんどい試合になると思っていました。自分はストロー級でベルトを取るつもりなので、早く挑戦させてください(王者はONE参戦中の川原波輝)。あと、7月に愛媛でジムを開くのでちょっと遠いですけど遊びにきてください」と語った。