(C)Level-G
2023年6月11日(日)、東京・GENスポーツアカデミーにて開催されるサブミッションオンリーグラップリングリーグ『Level-G』第2回大会の追加カードが発表された。
これまで平田直樹(トライフォース柔術アカデミー)、峯岸零弥(パラエストラ小岩)、鈴木真(CARPE DIIEM AOYAMA)の3選手の出場が決定していた「初代ライト級王座決定トーナメント」に、2021年JBJJF全日本ノーギオープン王者の須藤拓真(X-TREME EBINA)と、竹内稔(CARPE DIEM MITA)の参戦が発表された。
須藤は、MMAで7勝1敗。うち足関節での一本勝ちが実に6回を数える“レッグハンター”。2022年4月の『RIZIN TRIGGER 3rd』で渡部修斗に判定勝ち。前戦、2022年11月の修斗では、後藤丈治を戦慄の内ヒールフックで極めている。
竹内は、プロ修斗、ZST等で必殺のフロントチョークを武器に活躍。プロ・アマGT-Fでは戸井田カツヤを破り、準優勝。2023年3月の『Finish10』では白木アマゾン大輔にアナコンダチョークで一本勝ちしている。
『Level-G』プロデューサーの高橋“SUBMISSION”雄己は、追加参戦発表となった須藤について、「須藤選手の魅力は言わずもがな、優れた足関節技のスキルです。今回トーナメントで数少ない“下からの仕掛け”を軸に戦う選手なので、台風の目になるのではないかと。試合の時の狂気を思わせるような、落ち着いていながらも大胆不敵な振る舞いや雰囲気も素敵で、期待を寄せたくなってしまう選手で、個人的にも大変楽しみです」と、コメント。
また、竹内についても、「国内で僕の知る限り、最高のアナコンダチョークの使い手です。先の『FINISH』で、あの獣のような反応の良さを持つアマゾン選手から一本勝ちを収めたのは印象的でした。必殺技のある選手が大好きなので、6月も強豪をチョークで斬って落とす姿が観たいです!」と期待を寄せている。
8人参加の「初代ライト級王座決定トーナメント」は、これで5選手が決定。いずれも実力者ぞろい。残り3枠はどんな選手が参戦するか。同トーナメントはサブミッションオンリー7分1R。未決着の場合はマスト判定によって勝敗を決める。優勝者にはチャンピオンベルト&優勝賞金も贈呈される。
同大会では、すでに山田崇太郎(PANDA GYM)vs.グラント・ボクダノフ(ALMA FIGHT GYM LIFE)が決定済みで、さらに、Level‐Gプロへのオファー獲得をかけたトライアウトマッチ(八木隆志vs.室谷勇汰)なども続々と発表されている。今後のカード発表にも注目だ。
LevelG グラップリングルールは、タップアウトかジャッジによる総合評価によってのみ勝敗を決する「サブミッション・オンリー」のルールセットを採用。判定になった場合の重要度は、「ニアフィニッシュ、ゲームコントロール>ポジションコントロール>ポジション奪取への有効なアタック>効果的なカウンターアタックとダイナミックなエスケープ>受動性>反則」となる。