2025年6月22日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催されるKNOCK OUTのビッグマッチ『THE KNOCK OUT 2025』(U-NEXT配信)の対戦カード第一弾発表会見が、4月22日(火)都内にて行われた。
初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者・古木誠也(フリー)の出場が決定した。
古木はフルコンタクト空手で多数の優勝・入賞歴があり、持ち前の破壊力で2022年12月に工藤“red”玲央を初回KOしてKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座に就いた。2023年8月、小倉尚也を初回KOで破り王座初防衛に成功。しかし、2024年12月のドスティン・オルティス戦で体重超過。保持していたKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座を返上した。2025年4月、階級をフェザー級に上げての第一戦で辰樹を2RでKOした。戦績は12勝(9KO)3敗。
山口元気KNOCK OUT代表は「BLACKフェザー級は王者の栗秋祥梧がMMAとUNLIMTEDの練習に専念していたため身体が大きくなり、フェザーに留まるのは難しいのが状況。そこに古木選手がどう入っていくか、興味が持てるカードを組んでいきたい」と、現王者の防衛戦が難しい状況にあることから、タイトルマッチにつながるような試合を組みたいとする。
会見に出席した古木は「フェザー級に上げてフェザー級のベルトを狙っていくので、盛り上がる相手と盛り上がる試合をやっていきたい」と挨拶。
フェザー級で1戦やっての感想は「階級を上げて自分のパワーが通用するか心配だったんですが、倒せたのでこのままいけると思います」と手応えをつかんだとし、「挙げたからにはベルトを狙っているので、どんな相手でもベルトにつながる試合をしたいです」とする。
【写真】4月のフェザー級転向第一戦は右ストレートでKO勝ち 対戦相手について山口代表は「いま探しているんですが、日本人にふさわしい相手がいなければ海外の強豪もありかなと思います。12月の横浜で外国人選手とやるはずだったので、それくらいのレベルの“おっ”なるような相手を用意したい」と、外国人選手も候補にあげていきたいという。
古木は「日本人でも外国人でもどちらでも構わないです」とし、「代々木に呼んでもらっているのでKOで倒します」と誰が相手でもKOすると意気込んだ。