▼第6試合 DEEP ライト級 5分3R
〇北岡 悟(パンクラスイズム横浜)
[3R 2分24秒 ギロチンチョーク]
×大山釼呑助(INFIGHT JAPAN)
大原vs.上迫と同じライト級で、2月に4年2カ月ぶりの白星を掴んだ北岡悟が、豪州からの国際戦帰りの大山釼呑助と対戦する。
本誌のインタビューで2月に高野優樹に3R ノースサウスチョークで一本勝ち後、「すぐに試合を組んでもらった。試合は最高の答え合わせになる」という北岡は、2016年に下石康太、レオナルド・マフラ、ダロン・クルックシャンクを3タテにして以来、6年半ぶりの連勝を目指す。
元プロボクサーの大山は、DEEPでハリー・スタローン、泰斗、Street★Bob洸助を相手に3連勝も、2022年7月の前戦で豪州「Beatdown Promotions」でエリオット・コンプトンに1R KO負け。DEEPに戻り、再び連勝街道に乗れるか。オーソドックス構えからストライカーには組み、グラップラーには打撃を活かして戦う大山は、北岡相手にどんな戦い方を選択するか。
1R、サウスポー構えの北岡は蹴りから詰めて早々にダブルレッグテイクダウン。足首を持ち合上げ寝かせるとハーフから右で差して鉄槌。左腕は頭を抱えて牛殺し。半身になろうとする大山だが頭を抜いて正対に戻す。
左で枕、金網に詰めて首を固めて枕にしてパウンド。大山も下からパンチを返すが、金網で上体は立てられない。
2R、ダブルレッグから右で差して押し込む北岡。再びダブルレッグに移行するとギロチンを狙い、ヒジを打とうとする大山。しかしその身体が伸びたところにダブルレッグテイクダウンで引き抜く北岡。
ハーフで左で差して、金網際の右に片足を抜きハーフを取る北岡。背中を着かされる大山は頭だけが金網に詰まり北岡の上からのパウンドを受け続ける。北岡はハーフのままキムラの仕掛けを見せる。
3R、北岡のシングルレッグに片足立ちで右の拳を突く大山だが、足を手繰る北岡がボディロックテイクダウン! ここで大山はガードを取るが、すぐに北岡は左に片足をパス。ボディにヒジ。ハーフの大山は亀になると北岡はがぶりからアームインギロチンチョークをクローズドガードの中に入れて絞ると、大山がタップ!
北岡が2016年以来、実に6年半ぶりの連勝を一本勝ちでマーク。今回もケージ上でのマイクは拒否した。