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【UFC】アデサニヤが王座奪還!ペレイラの左に右を打ち抜くKO勝ち。マスヴィダルがバーンズに敗れ、引退を表明。バンタム級フォントが5連勝ヤネスをTKO! 18歳ロザスJrはプロ初黒星=『UFC 287』

2023/04/09 11:04

▼バンタム級→137ポンド 5分3R
〇クリスチャン・ロドリゲス(米国)9勝1敗(UFC2勝1敗)※
[判定3-0] ※29-28×3
×ラウル・ロザス・ジュニア(米国)7勝1敗(UFC1勝1敗)

※ロドリゲスが1ポンド体重超過。対戦相手のロザスJr.に報奨金の20%を支払う

 ロドリゲスが体重超過で137ポンド契約試合試合に。ロザスJrは2022年のコンテンダーシリーズで判定勝ちで、17歳でUFCと契約。

 2022年12月のUFCデビュー戦は、0勝2敗のジェイ・ペリンに1R リアネイキドチョークで一本勝ち。MMA7勝0敗。18歳でUFC2戦目でメインカードに抜擢された。

 MMA8勝1敗(UFC1勝1敗)ロドリゲスは25歳。2022年2月にフェザー級で欠場選手の代役でUFCデビュー。UFC2勝1敗のジョナサン・ピアース相手に判定負け。バンタム級に戻したジョシュア・ウィームズ戦ではアナコンダチョークでオクタゴン初勝利を飾っている。

 1R、いきなりダブルレッグに入るロザスJr。差し上げたロドリゲスにやぐら投げを見せるが、残すロドリゲスにシングルレッグを肩口まで上げてマット中央に向けてテイクダウン!

 しかしロドリゲスがスイープも、すぐにスクランブルで立ち上がり、ボディロックから大腰狙い、さらに背中に飛び乗ろうとするが、ボディロックから崩して両手をつかせる。すぐに立ち上がるロドリゲスに、背中に飛び乗ったロザスJrは、4の字ロックからリアネイキドチョークを狙う。

 背負いながら後ろ手を剥がしてグラウンドになるロドリゲス。左腕を腕十字に狙うが、ロドリゲスも察知。ロザスJrはこれをフルラウンドやり切れるか。

 2R、サウスポー構えから前足にシングルレッグ。掴んだまま後転して引き込み足関節狙いも、潰したロドリゲス。中腰になり足掴み前転狙うロザスJr。残すロドリゲスが小手に巻くと、スタンドバックにつく。

 しかし引き込みのロザスJrに右足をかけさせず正対し、上を取るロドリゲス! 下になり亀から巻き込み前転を狙うロザスJrを潰して上を取るロドリゲス。亀から立ち上がるロザスJrのバックを奪うと4の字ロックでリアネイキドチョーク狙い、さらに背後からパウンド。両ヒザ立ちになるロザスJrを背後に引き込み、パウンドのロドリゲス。

 3R、詰めるロドリゲスのワンツーに、飛び込みを見せるロザスJr。ロドリゲスは前手のフックを打つ。

 ロザスJrはシングルレッグから足を手繰ろうとするが、スプロールするロドリゲス。3度目も足首を抜いてバックを奪うロドリゲスは、ヒップアタップするロザスJrをコントロールしてバックマウント、4の字ロックからパウンド、ヒジ。リアネイキドチョークを狙う。チョークは凌ぐロザスJrにバックからこつこつ突くロドリゲスは、足を解くとスタンドで攻めてホーン。

 判定は3-0(29-28×3)で体重超過のロドリゲスが勝利。ロザスJrはメインカードでの苦いプロ初黒星に。勝者は「ロザスJrはとてもいい選手だった。計量オーバーをお詫びしたい。この旅路をともにしているチームに感謝したい」と語った。

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