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【UFC】アデサニヤが王座奪還!ペレイラの左に右を打ち抜くKO勝ち。マスヴィダルがバーンズに敗れ、引退を表明。バンタム級フォントが5連勝ヤネスをTKO! 18歳ロザスJrはプロ初黒星=『UFC 287』

2023/04/09 11:04

▼バンタム級 5分3R
〇ロブ・フォント(プエルトリコ)21勝6敗(UFC11勝5敗)
[1R 2分57秒 TKO] ※右ストレート→パウンド

×エイドリアン・ヤネス(米国)16勝5敗(UFC5勝2敗)

 バンタム級6位のフォントと、12位のヤネス。

 35歳のフォントは、2018年12月のセルジオ・ペティス戦の判定勝ちから4連勝も、2021年12月にジョゼ・アルドに、2022年4月にマルロン・ヴェラに判定負けも、ファイト・オブ・ザ・ナイトの激闘

 対する29歳のヤネスは、ボクシングベースで2020年にUFCデビューし5連勝中。うち4試合がKO・TKOで、2022年6月の前戦では、トニー・ケリーを1R KOに下している。

 1R、ともにオーソドックス構え。右オーバーハンドで入るフォント。かわすヤネスも右から右関節蹴り。フォントは右ボディを突く。ヤネスは右ストレートを当てると、左右で前進のフォントをバックステップでさばく。

 互いにジャブの刺し合いで左はフォント! しかし、ヤネスも右を返すと右カーフ! フォントも右ロー。クリンチしての右アッパーを突くフォントは詰めると、左から首相撲で再び右アッパーを効かせる!

 足が一瞬泳いだヤネスに、打ち合いで接近戦に持ち込み、ヤネスの左アッパーからの右の打ち返しに、フォントはカウンターの右ストレート! 後方に倒れたヤネスに、すぐに鉄槌6連打でレフェリーを呼び込んだ。

 試合後、フォントは「前から言っている通り、ジャブには自信ある。アッパーが入って、“レッツゴー”って感じさ。チームにとっても大きな勝利だ」と語った。ヤネスのUFC連勝は「5」でストップ。

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