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レポート

【Krush】☆SAHO☆が血まみれの激闘で勝利、日韓戦は日本が3戦全勝、チャン・リーが打ち合い制す、九州から新星来たる末松晄がインパクトあるデビュー

2023/04/08 20:04

▼第3試合 Krush女子アトム級 3分3R
〇紗依茄(月心会チーム侍)
判定3-0 ※30-29、30-28×2
×Kiho(TeamK.O.Garage)


 紗依茄はジュニアで6冠王、第9回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-50kg優勝の成績をあげ、2021年1月にプロデビュー。ジュニア時代から積み上げてきた卓越したテクニックでAIKOから勝利を収めたが、6月の2戦目ではチャン・リーのパワーに屈し初黒星。豊嶋里美、谷田美穂に連勝してチャン・リーとの再戦に臨んだがKO負け。戦績は3勝2敗。


 Kihoはアマチュアで20戦以上を経験。2020年12月の『KROSS×OVER』でプロ初のKO勝ちを飾ると、2021年2月からKrushに参戦しているが4敗3分で白星をあげられていない。今回はKrush初勝利を目指す。戦績は3勝(1KO)5敗2分。


 1R、Kihoはじりじりと前へ出ていくが、攻撃が単発に終わりがち。対して紗依茄は攻撃を2~4連打へつなげていく。特に左の三日月が鋭く突き刺さる。


 2R、右ボディと右ローを繰り出すKihoだが、このラウンドも手数は少ない。紗依茄をロープへ追い詰めても前蹴りで突き放され、攻撃も出ないため紗依茄が攻撃をまとめるのが目立つ。


 3Rは前に出て右ストレートを出していくKihoだが、紗依茄のジャブ&前蹴りに阻まれる。それでも詰めようとするとヒザが来る。紗依茄の前蹴りでKihoが転倒し、見栄えが悪い。最後は打ち合いに行ってKihoだったが時すでに遅し。紗依茄が判定3-0で勝利した。

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