▼第4試合 Krush女子アトム級 3分3R延長1R
〇チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-27
×KAI(ファイティスジムMSC)
チャン・リーは2018年9月の『KHAOS.6』からK-1 JAPAN GROUPの大会に初参戦、女子アトム級の主力選手として活躍。2021年6月のKrush-EXでは期待のJKホープの紗依茄から判定2-1で勝利をもぎ取ったが、11月のKrushでは山田真子に判定負け。2020年1月には新鋭のKihoに勝利し、6月のK-1女子大会では紗依茄から自身初のKO勝ちを奪った。10月には菅原美優のKrush女子アトム級王座に挑戦したが、KOで敗れ今回が再起戦。戦績は7勝(1KO)8敗1分。
KAIは空手をベースとするMMAファイターで2014年からDEEP JEWELSに参戦。MM戦績は5勝6敗。2021年8月にKrushに初参戦するとC-ZUKAに延長R判定2-1で惜敗、11月にはYuka☆に判定負け、2022年6月にはケイト・ウィラサクレックに判定負けで3連敗中。キックボクシング戦績は1勝3敗。
1R、KAIのワンツーに対してリーはワンツー&右ミドル、さらに右カーフ。KAIも足を止めてワンツーを返していくが、リーチの長いリーの右ストレートをモロにもらってしまう場面が目立った。
2R、ジャブと前蹴りで距離をとり、ワンツーを当てに行くリーにKAIは下がらずワンツー&左フック。KAIの右フックを被弾sh、鼻血を出すリーだが、前蹴りでKAIを転倒させるなど有効打はリーか。
3Rも両者は激しく打ち合う。KAIの左ボディを交えたコンビネーションパンチに下がる場面もあったリーだが、口を大きく開けながらも前へ出てワンツーを連打、ヒザ蹴りも突き刺す。最後はリーの気迫に押されたか、KAIがコーナーへ詰められた。