▼第5試合 ライト級 5分3R
○マックス・ザ・ボディ(同級世界2位/BRAVE)70.0kg
[1R 1分18秒 TKO] ※レフェリーストップ
×菅原和政(マスタージャパン福岡)70.2kg
宮田和幸率いるBRAVEから究極のボディを誇る“カメルーンヘラクレス”マックス・ザ・ボディが参戦。元世界王者・弘中邦佳の遺伝子を受け継ぐ、マスタージャパン福岡の菅原和政と対戦する。
マックスは、そのフィジカルポテンシャルに加え、卓越したレスリング力で2022年年末の大阪大会で田中有に勝利し、世界2位の座を死守。虎視眈々とタイトルの動向を窺っている。
そのマックスに挑む菅原は、マスタージャパン東京で格闘キャリアを歩み始め、2014年にプロデビューするも、海外留学で約4年のブランクを作る。2019年に戦線復帰し、師匠である弘中が福岡にジムの拠点を移すと菅原も随従した。
師匠譲りの堅実なグランドワークに加え、持って生まれた闘争本能を爆発させる菅原はどの試合でも、誰とでも熱戦を展開。今回、トップ戦線に食い込めるチャンスを得たが、パワーでは圧倒的に勝るマックスをどう攻略するか。後半失速することがあるマックスだけに、菅原にとっては序盤を凌ぐことができれば勝機も見えてくるだろう。
菅原が下剋上を果たすか? それともマックスが盤石の強さを見せつけるか? ライト級注目のランキング戦だ。
1R、菅原のテイクダウンを防いだマックスが左右フックで突進。下がる菅原に右フックを命中させ、ダウンしたところに鉄槌連打を見舞ってKO勝ちを飾った。
大喜びのマックスは「ありがとうございました。試合勝ったでしょ。素晴らしい。一生懸命やってきました。宮田さん、BRAVEの皆さんに感謝します。フーズ・ネクスト!?」と叫んだ。