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【Bellator】ライト級GP 王者ウスマンが縦蹴りでダウン奪いチョーク極め、敗れたベンヘンが引退。シャブリーがムサエフにTKO勝ちで準決勝進出、ヴァッセルがモルダフスキーを失神KO、MVPがインローでゴイチのヒザを破壊し26秒TKO

2023/03/11 09:03

【プレリミナリー】

▼フェザー級 5分3R
〇エンリケ・バルゾーラ(ペルー)19勝7敗2分・145.2ポンド(65.86kg)
[判定3-0] ※30-27×2, 29-28

×エリック・ペレス(メキシコ)20勝9敗・145.4ポンド(65.95kg)

 フェザー級戦。バルゾラはバンタム級10位。GPではワイルドカードでニキータ・ミハイロフに判定勝ちも、2022年6月の1回戦でマゴメドマゴメドフにギロチンを極められ一本負け。2022年10月の前戦はファン・アーチュレッタと激闘も判定負け。キャリア初の連敗を喫した。

 対するペレスは1年10カ月ぶりの復帰戦。UFC7勝2敗と勝ち越したまま、2019年にBellatorと契約。トビー・ミセチにTKO負け後、ジョシュ・ヒルに判定負け。2021年5月にブレイン・シュットに判定勝ちでサークルケージ1勝2敗。

 1R、圧力をかけるバルゾラに、左インロー、右ローのペレス。ペレスのアイポークで中断後再開。フェイントをかけながら細かい左右でシングルレッグはバルゾラ。尻着きながらもすぐに金網使い立つペレスに、ダブルレッグに入るバルゾラだが、差し上げるペレス。

 右ローを当てるペレスに、バルゾラはダブルレッグへ。そのテイクダウンにギロチンを合わせたペレスだが、すぐに頭を抜くバルゾラが上に。ケージからは距離がある。バルゾラのパウンドのスペースにシングルレッグでレッスルアップしたペレス。追うバルゾラはヒザを突き、右を振る。

 2R、ペレスの左右に右を効かせたバルゾラ! 一瞬動きが止まるが、続くテイクダウン狙いを切ったペレスは立て直し。左右から左ローまで繋ぐ。そのターンを見てから、右を入れるバルゾラが圧力をかけてダブルレッグテイクダウン。立ち上がるペレスになおもシングルレッグテイクダウン。ギロチン狙いのペレスも片足を抜いているバルゾラが上に。

 上から腹にパウンド。足を手繰りに来たペレスのバックに回り、右足をかけると引き込みに。左足をかけさせないペレスが正対際に上を取ろうとするが、先に立ち上がるのはバルゾラ。

 3R、回転を上げるペレスに、右アッパー、右ストレートのバルゾラ。パンチにローを合わせてこかすも、すぐに立つバルゾラがシングルレッグへ。右足を上げられるも戻すペレス。一瞬動きが止まったところに、バルゾラはダブルレッグから脇を潜りバックへ。

 足はかけさせないペレスだが、ボディロックのまま先に立ち、背後から左足をかけryバルゾラがパームトゥパームでフェイスロック。ここは極めさせないペレスに次々とポジションを入れ替え、トップ、バックからコントロールするバルゾラ。足はかけずにリアネイキドチョークを極めに行くが、腰をずらしてスクランブルのペレスを潰して立ち際にハイキックを蹴り込みゴング。

 判定は3-0で打撃からテイクダウン。コントロールしたバルゾラが勝利し、2連敗から白星を掴んだ。

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