キックボクシング
レポート

【RISE】大﨑孔稀と寺山遼冴は負傷判定で不完全燃焼のドロー、シュートボクサー魁斗が前王者・梅井泰成を破り王座挑戦アピール、数島大陸が予告通り“神の左”でKO勝ち

2023/02/23 12:02

▼第6試合 -45kg契約 3分3R延長1R
〇百花(魁塾/アトム級3位)
判定3-0 ※30-28×3
×松本徐倫(ボスジム/初代KROSS×OVER KICK女子-45kg王者)


 44戦ものキャリアを持ち、現在もアトム級のトップ戦線に君臨するベテランの百花と対戦する松本は、今回がRISE初参戦。年齢は32歳で百花よりも2歳年上だが、今回が11戦目で初代KROSS×OVER KICK女子-45kg王者になったばかりの勢いのある新鋭だ。


 松本のリングネーム徐倫(ジョリーン)は、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』の主人公である空条徐倫から名付けたもので、松本のマッチョな肉体を包むコスチュームも徐倫風。


 1R、序盤からローの蹴り合い。百花は右フック、左ボディをヒットさせ、百花の左に松本は右フックを被せる。右を顔面とボディへ巧みに当てていくのは百花だが、松本のジャブも入る。


 2R、ローの蹴り合いで松本の左内股は真っ赤に。前に出る松本を百花は左インローとワンツーで迎え撃つ。松本はジャブ。しかし、入り込んだところで百花の左フックがクリーンヒット。松茂は下がらずにもらいながらも左フックを打つ。左右フックで前へ出る松本に百花は下がりながらの左フック、左右ロー。打ち合いになると松本はニヤリと笑う。


 3R、間に出て左右フックで攻める松本に百花は下がりながらジャブ、右ストレート、左インロー。松本の左内股は赤黒く変色。攻める松本だが的確にヒットを奪うのは百花か。右オーバーハンドが特に決まる。


 その差が出て判定は3-0。勝者の百花には第2代RISE QUEENの神村エリカからトロフィーが贈られた。

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