キックボクシング
レポート

【RISE】大﨑孔稀と寺山遼冴は負傷判定で不完全燃焼のドロー、シュートボクサー魁斗が前王者・梅井泰成を破り王座挑戦アピール、数島大陸が予告通り“神の左”でKO勝ち

2023/02/23 12:02

▼第8試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
〇拳剛(誠剛館/バンタム級4位、第5代王者DEEP☆KICK 55kg王者)
判定3-0 ※30-29、30-28×2
×山元剣心(FAITH/同級9位)


 拳剛は2022年1月に鈴木真彦のタイトルに挑戦して敗れて以来の参戦。今回からフェザー級に階級を上げる。山元は前回1RでのKO勝ちで勢いに乗っているサウスポー。


 1R、前に出る山元に拳剛はリングを大きく使って右へ回り込む。山元が連打で来ると拳剛もすぐに左右ストレートを打ち返す。手数を出すのは山元だが、拳剛がしっかり返して当てていた印象。


 2R、拳剛の左右の猛打でロープに釘付けとなる山元だが、ブロックしてダメージは少なそう。拳剛のラッシュがやむと前へ出ていくが、拳剛の左ぼえぃ、ヒザをもらう。左右フックの打ち合いとなり、拳剛は左ボディも打つが山元の右フックをもらったか。


 3R、やや疲労が見える拳剛を山元は首相撲で拳剛をコカしまくる。さらに前へ出て右フック。拳剛は下がり、防御に徹する場面が目立つ。しかし、拳剛が下がりながら左右フックをヒットさせると、山元は一気に後退。すかさず拳剛が前へ出て左右フック、ヒザを蹴る。山元も左ボディとヒザで反撃し、右ストレートを入れるが、拳剛の右ストレートに転倒。ラスト10秒、山元が右フックをヒットさせた。


 判定3-0でフェザー級転向第一戦を勝利で飾った拳剛には、「FLASH to CRUSH TOURNAMENT'06王者」の水谷秀樹からトロフィーが贈られた。

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