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【UFC】マカチェフがヴォルカノフスキーに5R判定勝ちでライト級王座防衛、ヤイール・ロドリゲスがフェザー級暫定王者に、マダレナがUFC4連続1Rフィニッシュ、タファがハントばりKO! クリバオが元K-1バグダザリアンを極める、ルックブーンミーが一本勝ち!

2023/02/12 08:02

▼UFC世界暫定フェザー級選手権試合 5分5R
〇ヤイール・ロドリゲス(メキシコ)15勝3敗(UFC10勝2敗)
[2R 4分19秒 三角絞め]

×ジョシュ・エメット(米国)18勝3敗(UFC9勝3敗)※UFC5連勝でストップ
※ロドリゲスがフェザー級暫定王者に

 フェザー級王者アレクサンダー・ヴォルカノフスキーが今大会のメインでマカチェフが持つライト級王座に挑戦するため、フェザー級2位のロドリゲスと、5位のエメットがフェザー級暫定王座を争う。

 ロドリゲスは2011年10月のプロMMAデビューから14勝3敗。回転系の打撃を武器に、2014年にUFCデビューし、UFC9勝2敗。

 エメットも同じく2011年10月にプロMMAデビューし、MMA18勝2敗(UFC9勝2敗)。ロドリゲスより2年遅い2016年にUFCデビューし、当初はライト級も4戦目からフェザー級に。現在UFC5連勝中で王座挑戦を決めた。

 1R、ともにオーソドックス構えから。両者ともに軽くステップ。左ローから入るのはロドリゲス。右前蹴り、右カーフも。左足を上げたエメットに、サウスポー構えの左ハイのロドリゲスは左ミドルをヒット! さらに右前蹴り、右カーフ、左ミドルと蹴りを当てていく。

 追うエメットはそのミドルに右を振るが、ブロックするロドリゲスは前蹴りでエメットの前進を止めようとする。エメットは右オーバーハンドも、さばいたロドリゲスは右カーフ。しかし詰めるエメットはロドリゲスを押し倒すと、下のロドリゲスの足をかついでパス狙い。腰を切りフルガードに入れるロドリゲスは下か鉄槌、ヒジ打ち。エメットは中腰になりパウンドを打ち込む。

 2R、中央に出たロドリゲス。エメットの右がアゴをとらえるが、ロドリゲスも左ストレー、左ミドル、左ヒザ! シングルレッグで持ち上げるエメットをヒザ蹴りで潰す。

 さらに右ヒジを当てたロドリゲス。一瞬動きが止まったエメットだが左オーバーハンドを返す。右ボディストレートを突くエメットを詰めて左右の二段跳びヒザ蹴りはロドリゲス! 左ヒザを被弾しながらも打ち落としたエメットは上から鉄槌。しかし、下のロドリゲスは三角絞め! ヒザ裏で組んで頭を手前に引き付け、タップを奪った。

 ケージのなかでロドリゲスは、「応援に来てくれたみんなありがとう。ずっと言っていた通りに勝つことができた。世界中のMMAファンのおかげで勝つことができた。調整してきたことができた。ジョシュからはいいパンチももらった。子供の頃から何度もこの瞬間を夢見てきた。チャンスを得られることを祈っていたんだ。この機会を与えてくれたUFCに感謝している。彼らは初日から自分のことを信じてくれた。ショーン・シェルビー、ダナ・ホワイト、ありがとう。我々は家族であり、チームであり、過去10年間この家族の一員であったことを嬉しく思うよ。(メインでライト級王座に挑戦するフェザー級正規王者ヴォルカノフスキーと)チャンピオンと戦えるかな。ここでこれから戦う2人の邪魔をしたくない。幸運を祈る。今日の勝者、みんなに恵みがあるように。ここからの景色は最高だよ」と語った。

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