キックボクシング
レポート

【NO KICK NO LIFE】海人の猛攻で引退試合の緑川創が壮絶に散る、勝次vs高橋はドロー、トーナメントはHIROYUKI・花岡竜・山田航暉・麗也が1回戦突破、喜入衆は引退試合で健太に惜敗

2023/02/11 16:02

▼第2試合 バンタム級 2分3R
×高橋アリス(チームプラスアルファ)
判定0-3 ※28-30、28-29、27-30
○Melty輝(team AKATSUKI)


 高橋は日本人の父とイスラエル人の母を持つハーフで、4歳から伊原道場で練習を積み、2019年3月にプロデビュー戦を勝利で飾った「ミスセブンティーン2018」の美少女モデル。9月のプロ2戦目でERIKOに判定負けを喫し、2020年10月の上野hippo宣子戦では身長170cmの長い脚から繰り出すミドルキック、ヒザ蹴りでプロ2勝目をあげた。しかし、2021年4月の武内紗耶香戦は判定負け、2022年3月のNA☆NA戦でも判定で敗れ2勝3敗に。その後、15年間所属した伊原道場から離れ、フリーとなっての初戦はMickeyにダウンを奪われて敗れた。今回から新チームとなり、リングネームもアリスから高橋アリスとした。戦績は2勝4敗。


 Melty輝は『ザ・ノンフィクション』や『月曜から夜更かし』に出演、あのフェフ姉さんと2度対戦して2度とも勝利した“最強キャバ嬢”(現在はキャバ嬢を引退してホワイトニングサロンを経営)として話題となった女子選手。アマチュアキック2021年度全日本選手権大会優勝、SMASHERSチャンピオンシップ2022女子52kg級優勝とアマチュアの成績を持つ。プロでは1勝5敗2分と厳しい位置に立たされている。


 共に勝利が欲しい女子キックボクサーによるサバイバルマッチとなった。


 1R、Meltyはいきなりバックハンドブローの奇襲。その後は、前回の高橋の試合を見ているのか首相撲からのヒザ蹴りに持ち込んでボディにヒザを突き刺す。高橋は右ストレートを狙いつつ、組むとヒザ。


 2R、高橋も組んでのヒザ蹴りで対抗するとMeltyはガムシャラにパンチを放って前へ出る。その気迫に押される高橋は組んでのヒザ蹴り。手数でMeltyがとったか。


 3Rも手数を出すのはMelty。バックハンドブロー、後ろ蹴りと技も多彩に出す。高橋はジャブを当てに行き、右ストレートを打つがMeltyはバックハンドブローで対抗。最後はMeltyが打ちに行き、判定3-0でMeltyが勝利。高橋はまたしても悔し涙をリング上で流す結果となった。

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