キックボクシング
レポート

【NO KICK NO LIFE】海人の猛攻で引退試合の緑川創が壮絶に散る、勝次vs高橋はドロー、トーナメントはHIROYUKI・花岡竜・山田航暉・麗也が1回戦突破、喜入衆は引退試合で健太に惜敗

2023/02/11 16:02

▼第6試合 タムラグループpresents NO KICK NO LIFE バンタム級賞金トーナメント1回戦
○花岡 竜(橋本道場/-53㎏賞金トーナメント ZAIMAX MUAYTHAIオープンフィンガールール優勝)
判定2-1 ※48-49、49-47、49-48
×サンチャイ・TEPPENGYM(TEAM TEPPEN/元ラジャダムナンスタジアムミニマム級王者)
※花岡が準決勝へ進出。


 1R、花岡は三日月気味の前蹴りでボディを狙い、速いジャブも突いていく。サンチャイはローを蹴りつつ、花岡のパンチに早くもヒジを合わせに来た。花岡は蹴り足をキャッチして豪快にサンチャイをコカす。


 2R、パンチ、ヒザ、ミドル、前蹴りで徹底的にボディを攻める花岡。サンチャイは右の強打とヒジを狙うが、花岡のスピードに捉えきれず、花岡のボディ攻めと右ローをもらう。リズムに乗ってきたか、花岡の攻撃がかなり回転を上げてきた。


 3R、花岡は速いジャブを多用しつつ、徹底的にボディを攻めていく。完全に花岡ペースになったと思ったその時、ロープを背負ったサンチャイがヒジ。これで花岡は右目上から流血する。試合は続行となり、サンチャイは花岡を抱えてマットに叩きつけるラフプレー。


 4Rも左三日月でボディを攻める花岡は、左右ローでもダメージを与えていく。さらにジャンピングハイキック。サンチャイもミドルを蹴り、パンチを打っていくが、花岡のスピードが上回る。打ち合いになっても花岡が回転力で攻めていった。


 5R、ジャブを突きつつパンチ、ミドル、ヒザでボディを攻める花岡は後ろ蹴りも繰り出す。サンチャイも粘り、パンチを繰り出し花岡は鼻血を出す。花岡のスピードある攻撃が目立っていたが、判定2-1のスプリットとなり、花岡が勝利を収めた。

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