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【UFC】日本人4選手が出場! UFC3連勝なるか平良達郎、UFC本戦デビューの木下憂朔、『ROAD TO UFC』決勝で風間敏臣と中村倫也の日本人対決も=2月5日(日)ラスベガス

2023/02/02 21:02

UFCへの切符の掴むのは? 風間「圧倒・仕留める」vs.中村「思考は深く、直感は鋭い」

『ROAD TO UFC(RTU)』の決勝戦では、2022年6月から行われているフライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級の各階級のトーナメント戦を勝ち上がったファイナリストたちによるUFC契約をかけた試合が行われる。

 注目は、日本人選手同士の対決となったバンタム級決勝戦。

 一人は、柔術からMMAに転向し、PANCRASEを主戦場に第27回ネオブラッド・トーナメント優勝およびMVPを獲得した“殺しのプリンス”こと風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)。RTUでは1回戦で中国のマイマイチツォヘチに判定勝ちし、準決勝ではキム・ミンウの体重超過により不戦勝で決勝に進出した。

 もう一人は、レスリングU-23世界選手権フリースタイル61kg級優勝から、MMA転向後はプロ5戦中4試合を2Rまでにフィニッシュしている中村倫也(フリー)。1回戦でインドネシアのググン・グスマンにアメリカーナで一本勝ちし、準決勝では野瀬翔平にTKO勝ちを収めて決勝戦に勝ち上がっている。

 もともと両者は準決勝で対戦予定だったが、なぜか組み合わせがシャッフル。それそぞれが準決勝を勝ち上がり、ソウルからラスベガスに変更された今大会で決勝での対戦となった。

 HEARTSでの練習、さらに柔術家・北出拓也の指導を受けて、「俺の人生をかけて彼の人生を奪う覚悟ができた。2月風間敏臣がフィニッシュしてUFCというスタートラインに立つ、必ず」「圧倒・仕留める」とフィニッシュを狙う風間。

 フリーとなり、埼玉での練習に加え、東京に通いイエローマンズCUTEやKRAZYBEEでスパーリング。さらに今成柔術で風間対策も練り、「あんな格闘家になりたい。と思い描いていた姿に心身共に大きく近づく一年になりました。去年を超えて、今の自分は1年前と比べものにならないぐらい視野が広く、思考は深く、直感は鋭いです。いつも支えてくださる皆様ありがとうございます。今年から来る大波を乗りこなす準備がじっくりできたので、皆さん楽しみにしててください」と自信を見せる中村。

“修羅の国”UFCの狭き門をくぐるのは、風間か中村か。

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