キックボクシング
レポート

【RISE】熱闘6Rでチャンヒョン・リーが常陸飛雄馬を振り切る、大﨑一貴が鮮やかKOで世界タイトル戦アピール、田丸辰もタイ人に勝利

2023/01/28 19:01

▼第5試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
×SEIDO(LARA TOKYO/同級6位)
判定0-3 ※27-30×2、26-30
〇藤井重綺(Team +1/同級9位)


 SEIDOは15勝(4KO)23敗2分と40戦のキャリアを持つベテラン選手。2021年5月に森下祐樹に判定勝利を収めるも、10月に常陸飛雄馬に判定負け。2022年4月には小野幹晃にも判定負けを喫しており現在連敗中。


 対する藤井はボクシングインターハイ出場経験を持つ27歳で、2021年は得意のパンチを武器にKing of Rookie 2021 -60kg級トーナメントを優勝。3連勝と波に乗っていたが2022年7月に奥平将太とのイケメン対決で延長ラウンドに及ぶ激闘の末に判定負けを喫し連勝がストップした。SEIDOと同じく今回が再起戦となる。戦績は5勝(1KO)2敗。


 1R、スピードで優る藤井は左右ローを当てていく。SEIDOはローが届かず左ミドルと飛び込んでのワンツー。ジャブ、ワンツーから右ハイを蹴る藤井。SEIDOは前に出てパンチを当てに行くが藤井を捉えられない。


 2R、ローの蹴り合いから右フックを打つ藤井。右ストレート、左フックで先手をとる藤井にSEIDOは右ミドル。藤井が右のヒザを突き上げ、アゴにヒットさせてダウンを奪う。ラッシュをかける藤井にSEIDOはガードを固めつつもパンチを打ち返す。藤井は左ボディ、右フック。


 3R、打ち合いを仕掛けるSEIDOへ藤井が右ストレート、ダウン寸前となったSEIDOは踏みとどまり、藤井の連打にも耐える。藤井は左アッパーから右フック、SEIDOも前へ出て右ストレートを当てに行く。藤井は下がりながらジャブ、左ハイと当てに行き、SEIDOはローから左右フックも藤井はノーガードになり、舌を出す余裕を見せる。


 タフなSEIDOを仕留めることは出来なかったが、藤井が判定勝ちした。

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