▼第8試合 ムエタイ フライ級 3分3R
×シャーゾット・カブトフ(キルギス)
[判定0-3]
〇ナックロップ・フェアテックス(タイ)
カブトフと対戦するナックロップはK-1に来日経験があり、2022年9月に朝久裕貴と対戦してKO負け。タイのテレビマッチで活躍し、激しい試合をする。カブトフは5月にONEフライ級ムエタイワールドGPリザーブマッチに出場し、デニス・ピューリックから判定勝利。
1R、両者軽快なフットワークから飛び込んでの攻撃。カブトフが後ろ廻し蹴りを繰り出せば、ナックロップもすかさず飛びヒザ蹴りを発射。前に出るナックロップにカブトフはスピニングエルボー。ナックロップは組み付くとすぐにヒジをお見舞いする。バックハンドブロー、後ろ蹴りと回転技を多用するカブトフ。ナックロップは前へ出て右ロー、右ストレートでしっかりとヒットを奪っていく。パンチの打ち合いになっても当てるのはナックロップだ。
2Rも前に出るナックロップにカブトフは後ろ蹴りを多用するも、ナックロップの右ストレートをもらい、右ミドルも蹴られる。ナックロップが左右フックから左ボディ、組み付くとヒザ蹴り、離れると右ストレートでカブトフを吹っ飛ばす。必死に後ろ蹴りを放つカブトフだがすぐにナックロップにつかまってヒジをもらい、左右ストレートを浴びて身体が泳ぎ、クリンチするのがやっとの状態に。
3R、バックハンドブローを空振りしたところへナックロップの右フックをもらうカブトフ。ナックロップが追い回す形となり、カブトフは回転蹴りを連発も右ストレートをもらってダウン。その後も右ストレートを連続でもらってダウン寸前のカブトフ。ナックロップは容赦ないヒジ、ヒザで圧倒し、判定勝ちを飾った。