▼第9試合 ムエタイ フェザー級 3分3R
×アバター・PK・センチャイ(タイ)
[判定0-2]
〇モハメド・シアサラニ(イラン)
シアサラニと対戦するアバターは外国人選手との対戦が豊富で、チャド・コリンズやラフィらとも対戦。2020年3月にはK-1に来日し、和島大海と対戦してKO負けしている(当時の名前はアワターン・トー.モースィー)。2022年8月からROAD TO ONEに出場して2勝をあげた。元WPMF世界ミドル級&スーパーミドル級王者で、2018年にはトップキングの-70kgトーナメントで優勝している。
1R、両者距離は近い。サウスポーのシアサラニに左フックから仕掛けるアバター。前に出るのはアバターだが、シアサラニはそこをパンチで迎え撃つ。初回は両者とも手数は少なめだった。
2Rはシアサラニが前へ出る。それを右ストレートで迎え撃つアバター。右ストレートをひたすら連打して前へ出るアバターにシアサラニはヒジ。右インローや前蹴りも出すが、アバターは徹底して右ストレートで前へ出る。シアサラニはそれをかわして左ミドル、右ロー。手数は少ないがしっかり当てるシアサラニ。それに対してアバターは右を打ち込み続ける。
3Rも右で前に出るアバターだが、このラウンドは右ミドルも多用する。シアサラニはそこへ右フックを合わせ、蹴り足をキャッチしての左フックも。アバターは組んでのヒジ、ヒザ。シアサラニも負けじとヒジを打つ。自分から攻めてこないシアサラニに業を煮やしたか、アバターは怒りの表情で“来いよ”とカモンゼスチャー。右ミドルを蹴り、右ストレートを放つアバターはアピールしながら前へ出る。シアサラニも左ミドルを蹴り返し、ヒジを打つが手数が圧倒的に足りない。