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【UFC】アデサニヤが王座陥落、ペレイラがMMA8戦目でUFC王者に! ウェイリーがエスパルザ下し王座奪還、ポイエーとチャンドラーが大激闘、エドガーが引退試合でKO負け、フッカーがプエレス止める、レイエスが4連敗、ブランチフィールドが4連勝

2022/11/13 09:11

▼女子フライ級 5分3R
〇エリン・ブランチフィールド(米国)10勝1敗(UFC4勝0敗)※UFC4連勝 125lbs/56.70kg
[1R 3分37秒 キムラロック]

×モリー・マッキャン(英国)13勝5敗(UFC6勝4敗)125.4lbs/56.88kg

 女子フライ級12位のブランチフィールドと、15位のマッキャン。

“冷血”ブランチフィールドはMMA6連勝、UFC3連勝中。7歳から始めたキック、BJJがバックボーン。エディ・ブラボー・インビテーショナルで王者になるなどグラップリングも得意とし、6月の前戦ではJ.J.アルドリッチをスタンディングギロチンに極めて一本勝ち。23歳のプロスペクトと期待されている。

 対する“ミートボール”マッキャンも3連勝中。リバプール生まれの元気娘で空手・ムエタイがバックボーン。3月にルアナ・カロリーナを、7月にハンナ・ゴルビーをいずれもバックヒジでKOに下している。

 入場に咆哮するマッキャンに対し、ブランチフィールドはクールな表情。

 1R、ブランチフィールドは左の蹴りで前に。マッキャンはその蹴り足を掴んで右を振る。マッキャンの打撃にカウンターのダブルレッグテイクダウンはブランチフィールド。そのままサイドを奪うと右手を両足で挟んで左手でパウンド! 腕が抜けずブリッジ出来ないマッキャン。

 クルスフィックスをいったんは抜けかけたマッキャンだが、すぐに両足に挟むブランチフィールドは左腕をキムラロックに! 足をかけさせないブランチフィールド。いったんは腕を戻したマッキャンだが、ブランチフィールドは顔をまたぐと再びキムラを背中に絞り、タップを奪った。

 1R3分37秒、一本勝ちのブランチフィールドは笑顔を見せず、両肩を払う仕草。完敗のマッキャンはブランチフィールドを抱え上げて勝利を讃えた。

 UFC4連勝のブランチフィールドは、試合前のマッキャンの人気について「気にしていない。いいことだと思う」とクールに語ると、「相手の反撃をしっかり抑え込んで、タイミングよく極められた。上位とやらせてほしい」と語り、セコンドと向きあうとこぼれるような笑顔を見せた。

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