MMA
レポート

【ONE】体重超過のリネカーがアンドラージのローブローで続行不可能「ノーコンテスト」に、ADCC王者ルオトロがONEグラップリング王者に。アーセルがキック&ムエタイ統一王者に、内藤大樹が完勝

2022/10/22 09:10

▼ONEライト級サブミッション・グラップリング世界選手権試合→キャッチウェイト 12分1R
〇ケイド・ルオトロ(米国)169.00, 1.0214
[1R 4分26秒 ヒールフック] ※内ヒール

×ウアリ・クルジェフ(ロシア)174.00, 1.0152 ※体重超過

※クルジェフがハイドレーションテストを通過できなかったため、試合はキャッチウェイト戦に。ルオトロが勝てば初代ONEライト級サブミッション・グラップリング世界タイトルを獲得。クルジェフが勝てば王座は空位となる。

 レフェリーは“シャオリン”ヴィトー・“シャオリン”・ヒベイロが務めるライト級サブミッション・グラップリング王座戦。

「ADCC2022」77kg級で全試合一本勝ちで優勝したケイド・ルオトロと、サンビストで柔道でも実績を持つウアリ・クルジェフとの、新設のグラップリング王座戦だったが、クルジェフがハイドレーションテストを通過できなかったため、試合はキャッチウェイト戦に。

 ルオトロが勝てば初代ONEライト級サブミッション・グラップリング世界タイトルを獲得。クルジェフが勝てば王座は空位となる。

 1R、足払い狙いのルオトロ。クルジェフの首を掴んでの内股をすかしてすかさずバック! 亀になるクルジェフに両足をフックしたバックマウント。

 ルオトロは背後から身体を伸ばしてリアネイキドチョークを狙う。横に落ちながらチョークへ。立ち上がるクルジェフはルオトロを背負って、後ろに倒れ際に正対し、背後のチョークを外して離れる。

 跳びつき、ジャンピングガードのルオトロ。付き合わないクルジェフに立ち上がりバックテイクのルオトロ。

 そこに前転してヒザ十字狙いのクルジェフだが、潰して上からクルジェフの右足を、自身の対角の右腿の上に乗せて脇で挟んだルオトロは、レッグドラッグから外掛けサドル、うつ伏せで内ヒールフックを極めた。

 ルオトロがライト級サブミッション・グラップリング王者に。チャトリ代表がベルトをルオトロの腰に巻き、ルオトロは5万ドルのボーナスも獲得した。

 ベルトを獲得したルオトロは、次戦で「タイナン・ダウプラかトミー・ランガカーと戦いたい」と語っている。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア