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【ONE】タワンチャイがペットモラコットを破り王座奪取、ヘビー級ワールドGPはクリークリャとアジスプールが決勝進出、MMAライト級でイサガクマエフが連勝、女子アトム級テオがフォガットに一本勝ち、マレーロが極める

2022/09/29 19:09

▼キックボクシング・ヘビー級ワールドGP準決勝 3分3R
〇ローマン・クリークリャ(ウクライナ)231.75 lbs, 1.0229
[TKO 1R 0分52秒]※レフェリーストップ
×グート・イノセンチ(ブラジル)262.00 lbs, 1.0005


 クリークリャは幼少時代から空手とキックボクシングを学び、2008年にキックボクシングでウクライナのユース王者となった。2012年10月にプロデビューを果たし、各団体のヘビー級トーナメントで優勝。2016年にはK-1 WORLD GP -95kgトーナメントで優勝、2019年にはKunlun Fightのスーパーヘビー級トーナメントでも優勝した。ONEには2019年11月から参戦し、初戦でONEキックボクシング世界ライトヘビー級王座を獲得し、2度の防衛に成功している。戦績は46勝(25KO)7敗1無効試合。


 イノセンテは7歳から柔術を学び、2005年にMMAでプロデビュー。修斗南米ヘビー級王者になると2011年7月からストライクフォースに参戦。さらに2013年12月からはUFCに参戦するも2戦でリリースされた。その後もキックボクシングと並行して試合を行い、2021年は3戦して2勝1敗。キックボクシングでは2015年5月にWGP世界ライトヘビー級王座を獲得すると2016年2月からGLORYに参戦し、2018年9月にはヘビー級王座のリコ・ヴァーホーベンにも挑戦している。ONEには2022年2月から参戦し、これまで2勝(2KO)。戦績は40勝(19KO)10敗。


 1R、ジャブと左フックを繰り出して前へ出るクリークリャをイノセンテは左右ローで迎え撃つ。しかし、クリークリャが右ストレートを打ち抜くとイノセンテはダウン。立ち上がったところへクリークリャが右ハイをヒット。イノセンテがフラついたところでレフェリーがストップした。


 クリークリャが圧倒的な秒殺TKO勝ちで5万ドルのファイトボーナスも獲得し、決勝進出を決めた。

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