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レポート

【ONE】タワンチャイがペットモラコットを破り王座奪取、ヘビー級ワールドGPはクリークリャとアジスプールが決勝進出、MMAライト級でイサガクマエフが連勝、女子アトム級テオがフォガットに一本勝ち、マレーロが極める

2022/09/29 19:09

▼ムエタイ・フェザー級 3分3R
〇フェラーリ・フェアテックス(タイ)151.00 lbs, 1.0233
[判定3-0]
×ハン・ズーハオ(中国)153.75 lbs, 1.0203

 ハンは散打出身でムエタイを中国で学んでいたが14歳でタイへ移り本場でムエタイを学んだ。ONEには7月27日から参戦し、2019年2月にはONEムエタイ世界バンタム級王座決定戦をノンオーと争ったが判定負け。前戦は2020年10月にモハメド・ビン・マムードを3Rに左ストレートでKOした。また2017年10月には中国で、2月の『DEEP 100』でMMAデビューした雅駿介と対戦し、KO勝ちを収めている。2021年3月にはアダム・ノーイに、11月にはビクター・ピントにそれぞれ判定勝ち。戦績は64勝18敗。

 イタリアの高級車メーカーの名をリングネームしたフェラーリは2016年頃からラジャダムナン&ルンピニーの両スタジアムで活躍。2018年に7チャンネルスタジアム135ポンド級王者となり、2019年にはアマチュアムエタイ世界選手権のIFMAにて-63.5kg級で銅メダルを獲得。2019年3月のルンピニースタジアム140ポンドタイトルマッチではクラップダムに敗れて獲得に失敗。2021年にはタイのスポーツ・ライターズ・アソシエーションが選定するファイター・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。ムアンタイ、ヨードレックペット、リッテワダから勝利を収めている。ONEには今回が初出場。戦績は130勝30敗4分。

 1R、ともにオーソドックス構え。アップライトのフェラーリに、ズーハオは低いガードで前手から飛び込む。かわして右ローはフェラーリ。左ジャブ、左前蹴りも。左ハイはブロックするズーハオ。距離を詰めてワンツー、左ハイは空振り。フェラーリは蹴りを意識させて右ストレートを当てる。

 2R、ズーハオの入りをさばいて体を入れ替えるフェラーリは右アッパー、左ロー。さらに右ストレート、左ミドルを当てる。前に出るズーハオに前蹴りで突き放すフェラーリ。

 3R、左ミドル、右縦ヒジを突くフェラーリ。近い距離でもオープンフィンガーグローブでガードの間を抜く。ズーハオが前進すると右テンカオ! ズーハオのパンチは間合いでかわし、右前蹴りを顔面にも当てる。

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