【プレリム】
▼キャッチウェイト 5分3R
〇アンジェラ・ヒル(米国)14勝12敗(UFC9勝12敗)120lbs/54.43kg119.5lbs/54.20kg)
[判定3-0] ※29-28×3
ルーピー・ゴディネス(メキシコ)8勝3敗(UFC3勝3敗)119lbs/53.98kg
120ポンドキャッチウェイト。女子ストロー級13位のヒルはムエタイがバックボーンのストライカー。2021年3月にアシュレイ・ヨーダーに判定勝ちも、テーシャ・トーレス、アマンダ・ラモス、ヴィルナ・ジャンジローバの強豪相手に3連敗中。
柔道ベースのゴディネスは2連勝中。緊急参戦した2021年10月のルアナ・カロリーナ戦こそ階級上のフライ級で判定負けも、10月にPANCRASEでも活躍したローマ・ルックブンミーに判定勝ちすると、2022年5月7日の前戦でもアリアナ・カーネロッシに判定勝ちを収めている。
1R、ともにオーソドックス構え。右オーバーハンドを当てたゴディネスに下がるヒルだが、組んでの右の小手で凌ぎ、スタンドに。なおもヒルの打ち終わりに左右をまとめるゴディネス。ワンツーの右が当たる。ヒルも長い左ジャブを突くが、飛び込みが速いゴディネス。
ヒルは右ストレートを返すと、ハイキックもガード上に当てると手数を増やして応戦。さらに距離が空くと、左の跳びヒザをボディに突く。残り1分を切ると、ダブルレッグで前に。離れ際に左ハイを当てて、右ロー、跳びヒザ、ヒジと多彩な攻撃をと散らして反撃。
Angela Hill (@AngieOverkill) became the 8th fighter in UFC history to connect with 1,500 or more significant strikes in a UFC career. She officially stands at 1,572, 7th most all-time.
— UFC News (@UFCNews) August 13, 2022
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2R、ワンツーの飛び込みはゴディネス。左ジャブの刺し合いは長いヒル。ゴディネスはシングルレッグも、ヒルは首を抱えて後方にスイープ! スタンドに。今度はヒルからシングルレッグに入るも深追いはせず足を離す。右ボディストレートのヒル。近くなるとワンツーのゴディネスだが攻撃が単調に。
上中下に散らすヒルが圧力をかけ、ゴディネスのパンチを見切り、左ハイをガード上に打ち込む。右で差して組んだヒルが前方に崩してテイクダウン! 亀になるゴディネスにバックマウントからパウンド、腕十字を狙いブザー。
#UFCSanDiego Official Result: Angela Hill (@AngieOverkill 29-28, 29-28, 29-28) defeats Loopy Godinez by Unanimous Decision
— UFC News (@UFCNews) August 13, 2022
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3R、右ストレート、ワンツーを打ち込むゴディネス。互いに右の相打ちから前に出るのはヒル。左ジャブを突く。手数を増やしてきたゴディネスだが、ヒルの右を被弾。前に出て来たヒルにダブルレッグを決めるが、すぐに立ち上がるヒルは右ハイ!
ガードしたゴディネスだが、ヒルはシングルレッグに入って放して右を狙い、左ハイ、跳びヒザ、左ハイ。体を入れ替えるゴディネスだがヒルは金網を背にせず、中央に押し戻してブザー。ヒルが判定勝ちで連敗から脱出した。