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【UFC】ヴェラが4Rにドミニクを左ハイKO! ムルザカノフが12勝無敗に、ヌネスが引退を表明、平良達郎階級のオズボーンの跳びヒザをナムが迎撃KO!

2022/08/13 23:08

【コ・メイン】

▼フェザー級 5分3R
〇ネイト・ランドワー(米国)16勝4敗(UFC3勝2敗)145.5lbs/66.00kg
[判定2-0] ※28-28, 29-27×2
×デビッド・オナマ(ウガンダ)10勝2敗(UFC2勝2敗)145lbs/65.77kg

 ノーランカー同士のフェザー級戦。

 ランドワーは15勝のうち8つのKOをマークする激闘ファイター。M-1 Challengeから2020年1月にUFCデビューし、ハーバート・バーンズに1R KO負け。ダレン・エルキンスに判定勝ちも、ジュリアン・エロサに1R KO負け。2021年10月の前戦でルドヴィト・クレインにアナコンダチョークで一本勝ちしている。UFC2勝2敗。

 ウガンダ出身のオナマは、2021年10月のUFCデビュー戦でメイソン・ジヨンズに判定負けも、そこからガブリエル・ベニティス、ガレット・アームフィールドを相手に2試合連続フィニッシュ勝利。アームフィールドには肩固めで一本勝ちしている。

 1R、ともにオーソドックス構え。ジャブ、右カーフはランドワー。スイッチするオナマ、オーソドックスに戻して、ランドワーの打ち終わりを狙う。

 右オーバーハンドを打つオナマ。ワンツーの右でダウンを奪うと、すぐに立つランドワーの首をがぶるも抜くランドワー。

 オナマは鋭い踏み込みで右から左! もんどりうって後方に倒れるランドワーのバックを奪いパウンドも、リバーサルして上を取り返すランドワー。

 しかし体を放し、スタンドに戻すと近距離でヒジ、右ストレートを見せる。10-8がついてもおかしくないラウンド。

 2R、オナマの打ち終わりに右を当てるランドワー。そのまま前進。組むオナマを剥がし、ボディロックテイクダウン。疲労したか動きが鈍いオナマの首をがぶり、アナコンダチョーク! 首を抜いたオナマはダブルレッグも、潰してバックのランドワー。

 抜けるオナマは足元がおぶつかない。右を当てたランドワーはオナマの投げを潰して再びアナコンダチョーク! 首を抜くオナマは立ち上がれず。バック、正面からギロチンチョーク! ここも抜けてしまうと、ランドワーは右フック! 背中を見せたオナマにバックマウントのランドワーはパウンド。ランドワーもバテバテ。1Rと逆の10-8がついてもおかしくないラウンド。

 3R、サウスポー構えになるオナマ。前に出るオナマに首相撲ヒザを突くランドワーは崩してもグラウンには行かず。スタンドを要求。なおも崩してパウンドに動かないオナマに、再びスタンド。

 最後のスタミナを使い左右で前に出るオナマ。しかしランドワーも凌ぐとオナマの組みを両脇差しで入れ替え、左ハイ。左右で前に出るオナマを潰してテイクダウンするランドワー。またも両手を広げてスタンドを要求。

 最後にオナマが左を当ててランドワーに尻餅を着かせてラッシュも、ランドワーが立ち上がり応戦しブザー。何とも荒々しく大味な試合の判定は2-0(28-28, 29-27×2)でランドワーが勝利。試合後、勝者は「ここに来た、単純明快に。UFCのネイト "ザ・トレイン"、最もラフでタフなのは自分だ。いい戦いもできる。この階級で一番かっこいいのは自分なんだ! これからももっと上にいくぜ」と吠えた。

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