▼第7試合 67.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
〇イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本スーパーライト級王者)
TKO 3R 2分27秒 ※レフェリーストップ
×松山 翔(菅原道場)
イモトは、Union朱里、佐藤執斗ら名選手を輩出しているグラップリングシュートボクサーズ期待の若手。昨年12月のSB日本スーパーライト級王座決定戦では元SB日本スーパーフェザー級王者・村田聖明との5Rに亘る大接戦を制してチャンピオンに輝き、今年3月には元J-NETWORKスーパーウェルター級王者・森本一陽に勝利し現在4連勝中。
対する松山は、メインに登場するバズーカ巧樹と同じ菅原道場所属でバチバチの打ち合いを得意とする。
1R、松山は明らかな右フック狙い。右カーフを蹴って右フック。首相撲からイモトは絞めを仕掛けるがこれはブレイク。次にイモトは組むとヒジ打ちから豪快なジャーマンスープレックスでシュートポイント2点。さらに前蹴りをキャッチしての引き崩してからの右ストレートでダウンを奪う。松山の大きなフックに右フックを返すイモト。
2R、左右フックで突っ込む松山にイモトが的確な左右フック。大きなフックを振り回す松山にイモトの右フック、左ミドルが決まる。想いきりフックを振り回す松山にイモトはロープを背負うが首相撲でコカす。さらに振り回して前へ出る松山を捕まえたイモトはスタンディングの肩固めに行くがこれは極まらなかった。
3R、ジャブでけん制するイモトに左右フックで突っ込む松山。イモトは組み付くと絞めを狙う。大きな右フックを空振りした松山にイモトは右ストレート。頭を下げてフックを打とうとした松山にイモトの左ハイがモロにヒットし、倒れなかった松山だがフラフラに。ダウンが宣告される。完全に足に来てフラフラの松山だがそれでもパンチで前へ出ようとする。そこへイモトがジャブ、右ストレート。口から血を流して足元がフラフラになりながらも戦い続けようとした松山だが、様子を見たレフェリーがストップをかけた。
イモトはマイクを持つと「6月19日が父の日で、20日が母の誕生日で30日が父の日です。こんな感じでプレゼントでいいですか。大学まで行ったのにこうやって格闘技をやらせてくれて感謝しています」と泣きながら両親に感謝した。