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【UFC】中村倫也が鮮烈一本勝ち! 風間敏臣と準決勝で日本人対決へ。野瀬翔平もTKO勝ち、堀内佑馬がトップノイに敗れる。元K-1女子ノットソンが完勝=『Road to UFCエピソード3&4』

2022/06/10 16:06

▼フライ級 5分3R
〇トップノイ・キウラム(タイ)126lbs/57.15kg
[判定3-0] ※29-28, 29-27×2
×堀内佑馬(日本)126lbs/57.15kg

 堀内は、日本のDEEPで連勝後、2016年から米国カリフォルニア州アーバインのチーム・オーヤマに単身わたり、フライ級でLFA王座にも挑戦。スプリット判定でチャールズ・ジョンソンに敗れたが、そのジョンソンはUFC入りを決めており、堀内もUFCあと一歩の選手だ。

 対するトップノイは、元ラジャダムナン・スーパーバンタム級1位。RIZINでは59kg契約で戦い、オニボウズに左ストレートでKO勝ち。朝倉海、中村優作には判定負けしている。今回はフライ級で戦う。

 1R、先に詰める堀内はオーソドックス構え。サウスポー構えのトップノイは左の飛び込み。さらに左ロー。堀内は右の蹴り、前手の左フックを突く。

 金網まで打撃で詰める堀内に右ストレートを突くトップノイは左ミドル。その蹴り足をつかむ堀内だが、トップノイは足を抜く。深追いはしなかった堀内。

 左ミドルを当てるトップノイ。堀内はワンツーで前に出て右の蹴りもそこにカウンターの左ストレートはトップノイ! バランスを崩してダウンした堀内に、トップノイは深追いせず。

 トップノイは左ミドルを起点に攻め始める。ワンツーから右ボディに繋ぐ堀内。トップノイは左ミドル。足を上げてチェックする堀内。トップノイは左フックを上下に散らしてヒットさせると、右ヒジを打ち込む。

 2R、詰めてダブルレッグに入る堀内。跳ね返すトップノイの蹴り足を取ってダブルレッグ、さらに金網に押し込んでシングルレッグ、さらに頭を下げてきたトップノイにニンジャチョーク! 逃がれるトップノイのバックを奪い、ケージを蹴って背中に乗った堀内!

 シングルバックからリアネイキドチョーク狙い。亀になるトップノイにしっかりついていって、左腕をのどもとに! 右手を脇下に挟んで組ませないトップノイ。

 いったん解いて4の字に組む堀内は残り20秒で背後からパウンドを打つが、トップノイは声を上げて効いてないとアピール。

 3R、トップノイの左ミドルを掴んで組もうとする堀内。突き放すトップノイは近距離で左フックを当てる。圧力をかけてダブルレッグは堀内。しかし切るトップノイ。堀内は潜り腕十字狙いも外すトップノイは左フック!

 ワンツースリーフォーと連打する堀内だが、巧みにかわすトップノイ。前身する堀内の手数が増えるとトップノイに疲労が見える。前蹴りで離すトップノイは首相撲ヒザ! これをシングルレッグから引き込み上になる堀内!

 残り1分15秒、トップノイはシングルバックの堀内の腕を脇下で挟みチョークを防御。腕を抜いて殴りたい堀内だが、そのままブザー。堀内の打撃に巧みに左フックをかぶせ、左ミドルを当てたトップノイ。2Rにコントロールした堀内。

 判定は3-0(29-28, 29-27×2)でトップノイが勝利。堀内は1回戦で姿を消した。

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