キックボクシング
レポート

【NJKF】波賀宙也は初防衛ならずIBF世界王座を失う、ルイはザ・スターの妙技に敗れ世界王座獲得ならず、洋輔YAMATOがカーフキックTKO勝ちで初防衛、NA☆NAが新王座に就き初告白

2022/06/05 20:06

▼第6試合 NJKFスーパーファイト 62kg契約 3分3R
×健太 (E.S.G/元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者)
判定0-3 ※28-30×3
〇琢磨 (東京町田金子ジム/元WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者)


 健太は2005年にプロデビューすると、2008年5月にNJKFウェルター級王座を獲得。その後、NJKFスーパーウェルター級王座、初代Krush -70kg王座、WBCムエタイ日本ウェルター級王座を獲得。NJKFを代表する選手として『ONE Championship』など世界を舞台に戦ってきた。2021年9月にホームリングNJKFでの試合で100戦目に到達、その試合を勝利で飾っている。11月のBOMではキヨソンセンにダウンを奪われて敗れ、2022年1月には森井洋介、2月には永澤サムエル聖光にも判定で敗れ連敗中。


 琢磨はパンチが武器で、2017年2月にNJKFフェザー級王座を獲得。同年11月にはWBCムエタイ日本王座にも就いて二冠王となったが、2019年2月に葵拳士郎に敗れて王座を失った。2021年2月にはレジェンドの国崇を右ストレートでKO。ホームリングのNJKF以外にも様々な団体に参戦しており、今年1月にはBigbangでK-1ファイターの三輪裕樹に判定勝ちしている。


 1R、アグレッシブに攻めていくのは琢磨でジャブから右ロー。健太も前に出て右ローを蹴っていくが、琢磨のしつこい右ローを気にする素振りを見せる。両者が右ローを蹴り合う中、健太は得意の右オーバーハンドとハイキックを狙う。


 2Rもジャブを突いて右ローをしっかり蹴っていく琢磨。右ストレートでボディも打つ。健太は前へ出てジャブを付き、パンチをやハイキックを繰り出していくがなかなかヒットが奪えず逆に琢磨の右ストレートで仰け反る。


 3Rも徹底して右ローを狙い、細かくパンチも当てていく琢磨。健太は必死に追って右クロス、ジャブ、左フックを打つが、被弾の方が目立つ。右ローにバランスを崩す健太。左フックから組み付いての右ヒジで勝負をかけるが、得意の右を見切られて空を切り、琢磨のジャブ、右ローをもらい続けた。


 判定は3-0で琢磨の勝利。健太の連敗脱出はならなかった。

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