▼フェザー級 5分3R
〇宇佐美秀メイソン(アップスタートボクシングジム)
[1R 3分55秒 TKO] ※右フック
×関根 累(roots)
中村倫也とともに『POUNDSTORM』を牽引する宇佐美正パトリックの実弟、20歳の宇佐美秀メイソン。高校までは日本で育ち、カナダへ5年間移住。2021年春に日本に帰国。帰国してしばらくして、兄パトリックの試合を観戦し再び格闘技を目指した。
空手、キックボクシング、ボクシングをバックボーンに、新極真空手全日本大会優勝、新空手全日本大会K-4 GP優勝、内田塾ジャパンゲーム 2連覇、新空手GAORA CUP二連覇、大和会館主催覇王キックボクシング王者、U-15 西日本ボクシング大会2位などの実績を持つ。
『格闘DREAMERS』一次オーディションでは、比嘉ケンジローをTKO、会田王雅をTKO、内田優斗を三角絞めで極め、久保河内朗にTKO勝ちと、3KO・1つの一本勝ちで全勝通過。二次追加審査で大盛光にもTKO勝利し、三次合宿審査では、藤波勇飛とドローとなっている。
兄・パトリックのパワフルなパンチと異なり、鞭のようにしなるパンチ、当てられずに当てる綺麗なボクシングが強みだ。
対する23歳の関根累は、佐藤ルミナ率いるroots所属。2018年アマチュア修斗フェザー級優者。同年の全日本硬式空手選手権でも優勝しており、プロ修斗では2勝(2KO)1敗1分。2019年6月に山城翔に判定負けも、同年10月に奥平季之を1R TKO。2020年2月に六本木洋も1R KOに下し、2021年11月の前戦では、二宮弘樹と判定ドローとなっている。
今回のメイソン戦に向け、「喧嘩と格闘技は関係ない。技術・経験の差を見せつけ、打ち合いで来るなら打ち合う」と自信を見せる。
1R、ともにサウスポー構え。右前蹴りから入るメイソン。ブラジリアンキックの軌道も。関節蹴りから右を突くが、そこに関根はダブルレッグテイクダウン!
クローズドガードのメイソン。オーバーフックから蹴り上げで立ち上がる。
スタンドで詰めるメイソン。ワンツーから左、さらに左ボディも当てる。関根の左の蹴り足を掴み、テイクダウンもグラウンドには行かず。すぐに立ち上がる関根。メイソンは左ロー、ミドルと上下に打ち分け。
関根を金網に釘付けに、さらに狙いすましたように右フック! 関根がダウンし、メイソンは追打することなくレフェリーが間に入った。