▼ライト級 5分3R
×藤波勇飛(EXFIGHT)
[1R 1分50秒 三角絞め]
〇鹿志村仁之助(IGLOO)
25歳の藤波勇飛は、2018年全レスリング日本選手権フリースタイル74kg級優勝、2017年パリ世界選手権70kg級銅メダルなど活躍。女子レスリング世界王者の藤波朱理を実妹に持つレスリングエリート。中村倫也に誘われて、2021年4月からEXFIGHTに通う。
『格闘DREAMERS』では、一次審査で宇土冬真とドローも負傷。二次審査で高木オーディン祥多とドローで合格。三次合宿審査では、宇佐美秀メイソンとドローとなっている。2021年10月の『EXFIGHT2』では、エフェヴィガヤニック雄志のローブローを受け負傷、2Rまでの判定で敗れたが、2022年2月の『EXFIGHT4』で阿部光太を1R、右フックでKOし白星を掴んだ。
対するIGLOOの20歳の柔術家・鹿志村は、全日本柔術選手権茶帯ミドル級覇者。アマチュアPANCRASEのプロ昇格トーナメントライト級でも優勝し、『格闘DREAMERS』シーズン1でも1次審査合格もその後辞退している。
プロ昇格後、PANCRASEで3勝1敗。魔破DATEをリアネイキドチョーク、ネオブラで狩野優に1R TKO負けも、2021年10月に上田厚志を1R アームロックで極め、今大会放送後の2022年3月21日にはハンセン玲雄を三角絞めで極めている。
1R、サウスポー構えの鹿志村。オーソドックス構えの藤波。先に右ローを打つ鹿志村。藤波も右インロー。右を振り組み行く藤波だが、下の鹿志村は引き込み気味にローリングし腕をからめていく。
左右を振って前に出る藤波に、左腕を巻き込み引き込んで三角絞めに入る鹿志村。持ち上げ角度をつけて頭からスラムする藤波だが、鹿志村はその際でさらにセット。
2回目のスラムは落差も低く、ヒザ裏で組んだ鹿志村が頭を引き付けタップを奪った。