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レポート

【格闘DREAMERS】4.24『POUND STORM』両国行きの切符をいかに掴んだか!? 宇佐美秀メイソン、高木オーディン、三上ヘンリーらが激闘

2022/04/20 22:04

▼ライト級 5分3R
〇高木オーディン祥多(EXFIGHT)
[判定3-0] ※29-28×3
×八木敬志(猛者連)

 名門・東海大柔道部出身の25歳・高木は、『格闘DREAMERS』シーズン1最終審査で、八木敬志と対戦し、1R 0分17秒、まさかのKO負け。今回のシーズン2では、一次審査で、中村京一郎と宇土冬真にドロー。二次追加審査で恐怖心を振り払い、藤波勇飛と熱戦の末、ドロー。三次合宿審査で中村京一郎とドロー。

 10月の『EXFIGHT2』では、vs.外敵3連戦の先鋒として登場し、吉村天弥に判定勝ち。12月の『EXFIGHT3』では、芳賀ビラル海に判定敗けと、連勝には至っていない。

 対する26歳の八木は、ラグビー出身のWardog第2代ウェルター級王者。シーズン1最終審査では、高木を両手ゴリラパウンドで秒殺KO勝ちも、LDHとの契約には至らなかった。京都のマッチョバーで働きながら、フィリピン在住の母との同居を目指す。

 2021年6月の『GLADIATOR 014 in OSAKA』では、井上啓太のヒールフックに1R 一本負けも、同年10月の『Wardog Cage Fight 34』でWARDOG CAGE FIGHTウェルター級タイトルマッチに臨み、王者チョモランマ1/2を4R、パウンドでTKOに下し、第2代王者に輝いている。

 前戦からともに1階級下げた両者。

 1R、両者ともにオーソドックス構えから。先に右ローを当てた高木は右で差して脇を潜りバックテイク。前に崩してから後方に投げた高木だが、八木も片ヒザをマットに着き立ち上がり。

 そこにスタンドでバックテイクする高木は、ボディロックで崩しながら片足をかけるが、その崩しのたびに八木も立ち上がる。

 尻で座る八木、離れる高木。ワンツーから右ミドルを打つ八木はダブルレッグでテイクダウン! 高木に背中を着かせる。さらにゴリラパウンドも。足を効かせて迎撃する高木が立ち上がりブザー。

 2R、右ミドルから入る八木。高木も右ローを当てる。サウスポー構えになる八木に右ハイを当てて前に出る高木。しかし八木もシングルレッグからダブルレッグへ。

 がぶる高木はボディ打ち。しかし八木は足を手繰ると、高木は三角絞めで逆側で足をクラッチ。組み変えようとしたところで八木はインサイドガードに入り、細かいパウンド。ブレーク。

 スタンドで前に出るのは八木だが、ここで組み負けない高木が右で差して崩し。しかし八木も立ち上がり金網背にしてブザー。

 3R、笑顔を見せた八木。グローブを合わせてブザー。下に視線を下げながらパンチを振る。「自分から行け」の岡見の声に高木も右を振ると、カウンターの組みに入る八木。

 しかしここで高木はボディロックテイクダウン! なおも立ち上がろうとする八木。片足をかける高木に、八木はなんと下からシングルレッグで立ち上がり、リフトへ。

 力を使った八木は亀になるが、なおも立ち上がり、押し込む高木が前に。ヒザを腹に内、ボディロックから持ち上げようとする高木。八木はダブルレッグダイブ。

 腹を効かせられながらも、最後にダブルレッグで八木は引き出してテイクダウン! 腰にしがみつく八木だが、立ち上がる高木が前へ。最後の最後に上になりブザー。

 ラウンドマストの判定は3-0(29-28×3)で高木が勝利。ハグをかわした八木は「楽しかった、ありがとう」と笑顔を見せた。

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