▼第3試合 バンタム級(61.0kg)5分3R
○元谷友貴(フリー)
[判定3-0]
×アラン“ヒロ”ヤマニハ(ボンサイ柔術)
ボンサイ柔術のヤマニハは、PANCRASE時代に瀧澤謙太にもTKO勝ちし、2021年6月にバンタム級GPに参戦。1回戦でグレコローマンレスリングの猛者・倉本一真に判定勝ち後、9月の2回戦で朝倉海に判定負けも、2022年3月20日の『RIZIN.34』で、実力者・手塚基伸に2R、リアネイキドチョークで一本勝ち。再起を飾っていた。
対する元DEEP王者の元谷は、2021年6月のバンタム級GP1回戦で、岡田遼に判定勝ち。9月のGP2回戦では瀧澤謙太に1R TKO負け。大晦日に金太郎に判定勝ちしている。1カ月足らずの連戦に臨むヤマニハと、4カ月ぶりの試合で連勝を目指す。
金髪でイメチェンで天に弓を射る仕草を見せたヤマニハ。ALIVEなど名古屋で練習中の元谷のセコンドには春日井“寒天”たけしがつく。
1R、ともにオーソドックス構え。先に右ローを当てた元谷。詰めるヤマニハは「来い」と手招き。右を返すと、元谷が右を差して押し込み。ヒザを突き、四つからテイクダウン! ヤマニハは下から左腕をオーバーフックしてアームバー狙い。下からヒジを突き、元谷を出血させる。しかし元谷も左足を抜き、パウンド。元谷のカットのチェックが入り、スタンドで再開。すぐに四つに組んだ元谷。足を効かせてテイクダウンしハーフで固めて殴る。ゴング。
2R、いきなり右の前蹴りは元谷、そこに組むヤマニハを突き放す元谷は左右。しかしヤマニハはまたも詰めて、右カーフキックを当てる。左で差して四つに組む元谷は左右に回して小外がけテイクダウン! ハーフガードのヤマニハは背中を着かされる。左で差したヤマニハを剥がす元谷。左のパウンド! ヤマニハも左脇を潜り立ち上がりに成功。
詰めるヤマニハは左ハイ、ローにはガードを固めて左右を打ち下ろす元谷。上下に突く。ヤマニハはシングルレッグから背中に乗ろうとするが、向き合う元谷。ヤマニハはボディロックに切り替えるもテイクダウンならず。
3R、右を振って四つに組む元谷が早々に小外がけテイクダウン! 下から腰に足をあてるヤマニハ。しかし、元谷も胸に顔をつけて外から細かいパウンド。コーナーに押し込み頭を詰まらせて仕掛けを作らせず。腰に足を当て三角も狙うヤマニハだが、元谷は作らせず。残り20秒で上体を離した元谷はパウンドで飛び込み。残り時間少なくヤマニハは下のまま立ち上がらずグラウンドに誘うが、ゴング。