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【RIZIN】芦田崇宏、カイル・アグォンとは「テクニカルな試合が見せられる」=4月17日(日)『RIZIN.35』

2022/04/05 22:04
【RIZIN】芦田崇宏、カイル・アグォンとは「テクニカルな試合が見せられる」=4月17日(日)『RIZIN.35』

(C)RIZIN FF

 2022年4月17日(日)に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで開催される『RIZIN.35』で、元PXCバンタム級王者のカイル・アグォン(グアム)と対戦する芦田崇宏(BRAVE)が5日、所属ジムにて公開練習。

 サウスポー構えからサンドバッグにパンチ・キック、跳びヒザ蹴りなどを打ち込むと、約6カ月ぶりの再起戦に向け、「冷静に勝ち切る」ことをテーマに掲げた。

 2020年9月の萩原京平戦でRIZINに初参戦した元DEEP王者の芦田。萩原をオモプラッタからの三角に組んでのハンマーロックで極めて鮮烈デビューを飾ったが、2021年10月の前戦で金原正徳のノーモーションの右ストレートにダウンを喫し、パウンドアウトされた。今回は約6カ月ぶりの再起戦となる。

「前回の試合は自分のなかで“殴り倒そう”と雑に戦ってしまった。色気を出したような内容になっちゃったんで、僕の良さというより、どっちかというと盛り上げようとして、テンションが上がり過ぎたのが反省点でした。ちょっとボロが出てしまったところがあります」と、金原相手に雑な試合を運びをしてしまったと、振り返った芦田。

 敗戦を踏まえ、改善したのは「より考えて試合に臨む」ことだった。そのきっかけは宮田和幸BRAVE代表とも交流のある前田日明のアドバイスにあったという。

「結構、感覚で試合をやっていた部分がすごくあるので、あまり相手の映像の研究もやってこなかったんですけど、あるとき前田日明さんから『もっと考えてやってもいいんじゃないか』と助言いただいたんで、そこからちょっといろんな人のアドバイスをもらいながら、試合に向けて組み立てるようになりました」

 高校時代にレスリングとボクシングを始め、ボクシングではインターハイと国体に出場している芦田は、MMA37戦を経て、これまで感覚で試合に臨んでいたのを、より相手を研究し、自身のことも分析し、試合を組み立てていくことにしたと語る。

 今回の対戦相手のカイル・アグォンは、2019年4月に中島太一に判定勝利後、3連敗中だが、その相手は、ISAO、ヴガール・ケラモフ、クレベル・コイケと強豪ばかり。サウスポー構えの打撃と粘り強いレスリングをベースにPANCRASE時代は接戦をモノにしてきた。芦田が敗れた金原とも練習し、金原もその実力を認めている。

 最近の試合テーマとして「とにかく冷静に勝ち切る」ことを挙げた芦田は、アグォンについても「すごく冷静に戦う選手なので、よりテクニカルな試合が見せられると思います」と、技術戦を望むところとし、「僕がいままで戦ってきたなかで、色気を出すと自分で躓いちゃうタイプなので、冷静に戦いつつ、RIZINらしさを出せたらいいなと。あんまり相手が金原さんと練習しているとか、考えていないです」と、アグレッシブななかにも冷静さを失わずに戦うとした。

 BRAVEからはレスリング高校4冠の武田光司、極真世界王者の上田幹雄も同大会に出場する。芦田は古参として、難敵を相手に白星を挙げることが出来るか。

「敗戦から、すぐにナンバーシリーズに出場させてもらえるということで、しっかり、この残り2週間を準備して、当日は前回の敗戦を忘れるような試合をしたいと思いますし、BRAVEの選手が3人も出るので、BRAVEのすごさを見せられたらなと思います」。

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