▼女子バンタム級 5分3R
〇ステファニー・エッガー(スイス)7勝2敗(UFC2勝1敗)135lbs/61.24kg
[1R 3分44秒 腕十字]
×ジェシカ・ローズ・クラーク(豪州)11勝7敗(UFC4勝3敗)135.5lbs/61.46k
女子バンタム級(61.2kg)戦で日本でも戦った2選手が対戦。
スイスのエッガーは、柔道で欧州、国際大会で活躍。2019年7月の「RIZIN.17」でKINGレイナと63kg契約で対戦し、打撃、組みともに上回り判定勝ち。2020年10月にUFCデビューを果たすと、トレイシー・コルテツには判定負けも、2021年10月の2戦目で柔道技でテイクダウンを奪い、シェナ・ヤングをパウンドアウト、オクタゴン初白星を挙げている。
対する豪州のクラークは、重量挙げから2011年にキックボクシングをはじめ、柔術でも紫帯。2015年9月の「TTF CHALLENGE 05」でライカと対戦(ジェシー・ジェス)パウンドTKOも体重超過(59.4kg)でノーコンテストとなっている。フライ級で2勝1敗後、バンタム級で2勝1敗。パニー・キキアンザドに判定負けも、LFAから参戦のサラ・アルパーをTKO、パナマのジョセリン・エドワーズに判定勝ちで2連勝中だ。
1R、ともにオーソドックス構えから。クラークは左インロー。エッガーの右ストレートをかわして組むとボディロック。金網に押し込んで組んだまま右ヒザ。
クラッチが外れたところで、クラークの首を抱えて、右の引き手を脇に挟んだエッガーは右を小手に巻いてから正対すると、体を入れ替えて金網に押し込んで、右で枕に、左で脇を差してクラッチ。
外して左で差して体を入れ替えるクラークに、右で小手に巻くエッガー。左手でクラークの右ヒジを持つと、右足をクラークの前に出して払い腰!
ここは左で差してすぐに立つクラーク。首を抱えにきたエッガーを潰して上になるも、今度はエッガーがすぐに立つ。同じ組み手で首投げ&払い腰で投げるエッガー!
袈裟固めでパウンド。上四方に変えて頭つきのキムラ狙いからマウントに移行。背中を見せて前に落とそうとしたクラークに対し、右腕を抱えながらヤスケビッチ式で腕十字に入るエッガーは、クラークを前転させて最後は仰向けでクラッチを切って腕を伸ばしタップを奪った。
これでエッガーは2連勝。ランカーとの対戦も見えてくるか。
#UFCVegas48 Official Result: Stephanie Egger defeats Jessica-Rose Clark by submission due to an Armbar at 3:44 in Round 1.
— UFC News (@UFCNews) February 19, 2022
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