MMA
レポート

【UFC】ヒルがウォーカーを戦慄KO! ドーカスがピケットに一本勝ち、ジム・ミラーがUFC史上最多39戦目23勝のTKO勝ち! KINGレイナに勝利のエッガーが2連勝

2022/02/20 09:02

【メインカード】

▼ヘビー級 5分3R
〇パーカー・ポーター(米国)12勝6敗(UFC3勝1敗)263lbs/119.30kg
[判定3-0] ※29-28, 29-28, 29-28

×アラン・ボドウ(フランス)8勝3敗1NC(UFC0勝2敗1NC)256lbs/116.12kg

また、今大会には日本でMMAを始めた2選手が登場。

 メインカードに登場するアラン・ボドウ(フランス/8勝2敗・UFC0勝1敗)は元HEATヘビー級&ライトヘビー級王者。PRIDEを見て育ったボドウは、仕事の関係で来日。マッハ道場でMMAを学び、2013年の「GRACHAN 10」で1R KO勝ちでデビューしている。

 巌流島では押し出しで敗れたものの、以降、GRANDSLAM、HEAT、Angel's Fighting等で5連勝。2018年5月の「マッハ祭り」後、カナダTKOで勝利を経て、思わぬ形でUFC参戦の機会を得た。

 オクタゴンでの初戦は、シリル・ガーヌのコーナーマンとして訪れたアブダビで欠場選手の代役として緊急出場したもの。そのときはトム・アスピナルに1R TKO負け。2021年7月の前戦では、ホドリゴ・ナシメントにTKO負けも、ナシメントがドーピングチェックで陽性となり、ノーコンテストに変更されている。

 対するパーカー・ポーター(米国)は11勝6敗で、UFC2勝1敗(ドーカスにTKO負け、パリシアン、シャーマンに判定勝ち)と勝ち越しており、崖っぷちのボドウにとっては、MMAが合法化されたフランスで、盟友ガーヌとともにUFC開催を実現させるためにも負けられない1戦となる。

 1Rはボドウが足を使って打撃を入れるが、ポーターが金網押し込み、最後にテイクダウン。2Rにポーターのテイクダウンを潰して上になったボドウだが抑え込めず。スタンドでの手数が減る。

 3R、ポーターの入りに打撃を当てるボドウ。しかしポーターはボディロックテイクダウン。マウントも許しパウンドで下のままブザー。判定は29-28×3でポーターが接戦を制した。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント