▼ライトヘビー級 5分3R
〇ラシャド・エヴァンス(米国)
[判定3-0] ※30-27×3
×ガブリエル・チェコ(ブラジル)
コ・メインでは元UFC世界ライトヘビー級王者ラシャド・エヴァンスが2018年6月のUFCでのアンソニー・スミス戦以来、3年7カ月ぶりにMMA復帰。Submission Undergroundなどグラップリングでも活躍するガブリエル・チェコと対戦する。
Evans with the takedown early on the jiu-jitsu specialist!#EagleFC44 pic.twitter.com/hGtnhYS3jD
— Eagle Fight Club (@EagleFightClub) January 29, 2022
1R、ともにオーソドックス構えから。右ローを当て、先に圧力をかけるエヴァンスだが、チェコが左の蹴りで押し戻す。チェコの右ミドルを掴んで持ち上げ軸足を払いテイクダウンを奪うエヴァンス。パスからクルスフィックでパウンドを打つが腕を戻して腰を切りフルガードにするチェコ。ハイガードからオモプラッタを狙うチェコを潰すエヴァンス。
Evans reverses the leg lock and now has Checco in a crucifix! #EagleFC44 pic.twitter.com/HeY7lZFh8R
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2R、サウスポー構えから入るチェコ。右の後ろ廻し蹴りも当てるが浅い。蹴りの打ち終わりにボディロックテイクダウンを奪うエヴァンスはすぐにマウントを奪うが、ここで足関節を狙うチェコ。
すぐにヒザを抜くエヴァンが回転して上に。そこにシングルレッグからボディロックテイクダウンを奪うチェコ。右足にからみ内ヒールフックを仕掛けるが、ヒザを抜くエヴァンが上でゴング。
Welcome back, @SugaRashadEvans 👏#EagleFC44 pic.twitter.com/BlLDTB7ist
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3R、右を当てたエヴァンにシングルレッグから足関節に入るチェコだが、すぐにヒザを抜くエヴァンは正対して上に。亀になり腕を巻き込もうとするチェコだが、正対し下に。脇を差すエヴァンスに片足を二重がらみでかけてスイープしたチェコだが、ここでも足関節で下に。エヴァンスが蹴り上げをさばきサイドを奪いパウンドしたところでゴング。判定は3-0でエヴァンスが勝利。
"Damn, is this really happening?"@SugaRashadEvans had a moment during his comeback fight at #EagleFC44 pic.twitter.com/VpFed0nLYr
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UFCでは5連敗だった“シュガー”は、2013年11月のチェール・ソネン(※今回の解説の一人)戦以来、実に8年3カ月ぶりの白星をつかみ、「42歳で試合をするのはMMAを愛していないと出来ないことで、セレモニーのように試合に臨んだ。(ケージサイドの主宰者ハビブ・ヌルマゴメドフを向いて)もっとグッドシェイプでよりよい試合をやるよ。家族と支えてくれたすべての人に感謝したい」と笑顔で語った。