グラップリング
レポート

【IRE】ケージ・掌底・足関節ありで石黒翔也が今成正和にOT勝利!倉本一真が寒河江をTKO、魚井が掌底フルスイングも一本負け

2022/01/10 17:01

▼65キロ契約(前日計量)1R7分
×魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)
[5分04秒 クロスヒールホールド]
○村田卓実(今成柔術)

 元修斗世界ランカーで、2021年11月のRIZINで獅庵を左フックを効かせてのサッカーボールキックで仕留めた魚井。スタンドでは、すべての打撃をフルスイング(実は緩急も巧み)と言われる魚井が、果たしてグラウンドでも“フルスイング掌底”を命中させるか。

 対する村田は、MMAを知るグラップラー。「ベテランながら、ずっとアップデートを続けている」(弥益)強さがあり、このルールにも慣れている。グラップリングの動きのなかでどこで「叩くべきか」「どう叩かれないか」も把握しており、両者の極めのなかでの掌底合戦にも注目だ。

 組んで跳びつく村田をスラムする魚井。スタンドバックにつく魚井に対し、前転してのヒザ十字は村田。後方につく魚井に掌打を振り下ろす。背後から村田の背中に掌底を打ち、足を抜き立つ魚井にスタンドで払い腰で投げる村田はヒールフックへ。

 手首を掴んで極めさせない魚井は相手との顔が近くなると掌打・掌底! 声を上げて額で受ける村田は、魚井のクラッチを剥がして魚井の突っ込んできた両足をクロスヒールフック! タップを奪った。

 村田は「素晴らしい舞台で素晴らしいルールで強い魚井選手が相手で良かったです。今成柔術、IRE、ずっと続いて行くのでよろしくお願いします」と挨拶した。

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