キックボクシング
レポート

【Stand up】新人王が5階級で決定、-53kg級の彪司がMVPに

2021/12/31 01:12

▼第1試合 King of Rookie 決勝戦 -63kg級 3分3R延長1R
×有馬伶弍(team Vertigo)第38回正道会館全日本空手道選手権大会 準優勝
判定0‐3 ※29‐30×3
〇田中佑樹(HAWK GYM)JAPAN CUP 2021 -65kg級 準優勝
※田中は-63kg級新人王に


 一回戦で細野登弘(新潟誠道館)に勝利した有馬(4戦3勝1敗)と、塩川琉斗(TOP STAR GYM)に勝利している田中(2戦2勝)が激突。


 1R、田中がプレッシャーをかけ右ミドル、有馬が下がりながら左ミドル、左ストレートを出し、お互いに慎重な出だし。


 2Rは有馬が前に出て左ミドル、左ストレート、飛びヒザと押し気味の展開も、田中は引かずにパンチ連打を返す。


 3R、前に出る田中は有馬をロープ際に詰めてパンチ連打。しっかりディフェンスする有馬だが、田中は何度も有馬をコーナーに詰めて追い込む場面を作る。残り時間僅かのところで、田中は右ストレートから連打につないで有馬を下がらせ主導権を握る。


 判定勝ちでベルトを巻いた田中は「今回このようなチャンスをいただきありがとうございます。本当は圧倒的な勝ち方をしてもっと言いたいことはいっぱいあったのですが、まずはRISEに乗り込んでライト級の全選手を倒してチャンピオンになろうと思います。今からまだまだ強くなるので期待して下さい」とアピールした。

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