キックボクシング
レポート

【Stand up】新人王が5階級で決定、-53kg級の彪司がMVPに

2021/12/31 01:12

▼第4試合 King of Rookie 決勝戦 -55kg級 3分3R延長1R
〇福井萌矢(建武館)JAPAN CUP2019-55kg級 準優勝
延長判定2‐1 ※9‐10、10-9×2
×猪股晃平(チームドラゴン)
※本戦は30‐29、29-30、30-30
※福井が-55kg級新人王に


 一回戦で猪股に勝利した伊東龍也(HAYATO GYM)が決勝進出を決めたが左拳負傷のため、棄権。敗者復活にて猪股(3戦1勝2敗)が決勝出場となり、一回戦で松山和弘(Reborn 経堂)に勝利した4戦3勝(1KO)1敗の福井と対戦した。


 1R、お互いにパンチを激しく交錯させる中、猪股のパンチで福井は2度も尻もちを付くがダウンと見なされず。福井は右ミドル、猪股も左ミドルを返してお互いに譲らない。


 2R、福井は右ミドルから連打、猪股はしっかり見切って左ストレートを返していく。猪股は後ろ廻し、福井はバックブローと大技狙い。福井は左ボディ、右ストレートを強打で前進も、猪股は左ストレートで反撃する。


 3R、プレスをかける福井が右ミドル。猪股は下がりながら左ミドル、左ストレート。プレスの強い福井が主導権を握り、パンチ連打で猪股にロープを背負わせる。猪股が右ミドルで下がらせ連打へ。猪股も打ち返したところで終了。本戦はドローとなり、延長戦へ。


 延長R、打ち合いを仕掛けた福井が手数で下がらせるが、猪股は負けじと左ハイ、左ストレートを返す。お互いに打ち合い中で猪股の右フックがヒット。福井は手数で押し返したところで終了。

 僅差の判定で勝利した福井は「自分はこの結果に満足していません。通過点だと思っているので、来年はRISEに乗り込んでランカーたちと戦っていけるように頑張るのでよろしくお願いします」とアピールした。

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