キックボクシング
レポート

【Stand up】新人王が5階級で決定、-53kg級の彪司がMVPに

2021/12/31 01:12

▼第2試合 King of Rookie 決勝戦 -60kg級 3分3R延長1R
×仙一(チームドラゴン)
判定0-3 ※29‐30、28-30、27-30
〇藤井重綺(トイカツ道場)アマチュアボクシング・インターハイ出場
※藤井が-60kg級新人王に


 一回戦でKATSUHIKO(KAGAYAKI)に2RTKO勝ちした仙一(7戦3勝4敗)と、和真(キックボクシングジム 3K)から不戦勝の藤井(4戦3勝1敗)が対戦した。


 1R、藤井が右ロー、右ストレート、右ミドルと手数で仙一を下がらせる。仙一はローを返すが距離感が合わず。避ける藤井は終了間際にパンチ連打で詰める場面を作った。


 2R、このラウンドも藤井がアグレッシブな攻めを見せる。接近戦を仕掛ける仙一に、藤井はボディブロー、テンカオ。終盤に右ストレートから連打を見せ優勢を印象付けた。


 3Rはお互いに組み付く場面が増え、レフェリーから注意を受ける。藤井がワンツーを当て、仙一が密着して攻撃を寸断していく。掴みで警告を受けた仙一は前に出たところ、藤井は下がりながら右ストレートを当てていき終了。


 藤井がフルマークの判定勝利。マイクを握ると「まじで倒そうと思ってめちゃくちゃ練習してきたのですが、パンチだけで通用しないと痛感しました。このベルトの価値を上げられるようにこれから精進していきます」とアピールした。

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